おばあちゃん。 | take's sofa ~僕らの歩む道~

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たけたけが綴る「人生」と「言葉」をテーマにしたblog                        言葉のソファに身を委ねてください。




僕の おばあちゃんは 今年で92歳になる。

僕の おばあちゃんは スゴイ。

島田 洋七の 「佐賀のがばいばあちゃん」 ほどの 名言や 哲学は持っていないが

いつまでも 「女」 を忘れず、強く生きていることに頭が下がる。


ホント 尊敬する。


なぜなら この歳になっても 決してオシャレを忘れないからだ。


「今年は黒がいいよねぇ~」

「あら?パーマあてたん?俳優の○○みたいやねぇ~」

と いうように 見事に 流行 や 芸能界 を把握している。


新聞配達の男の人が来て、集金をして帰って行った後には

「絶対あの人 私に気があるわ!あれは私を女として見てる目や!」

と 本気で言ってる(笑)


それに 数年前まで 「8×4(エイトフォー)」も していた・・・。


なんていうか スゴイ 「女なおばあちゃん」 だ。


戦争中

おばあちゃんは おじいちゃんと二人で中国に渡り そこで終戦を迎えた。

終戦の5日後 おばあちゃんは 娘(僕の母)を出産した。

日本が敗戦するやいなや 中国人の反日感情が爆発したため

乳飲み子を抱えた おばあちゃん達は、命からがら日本に戻ってきた。

二十年後 おじいちゃんは49歳の若さで亡くなり、女一人で生きてきた・・・



僕が小学校入学したての頃

体の弱かった僕は 完全なる おばあちゃんっこ だった。

帰り道の途中まで おばあちゃんに迎えにきてもらったりもした。

ランドセルを預けて 手を引っ張ってもらい 家まで一緒に歩いた。


小学校入学のお祝いに買ってもらった 「将棋盤」。

風邪で学校を休んだ時 よく二人で一緒に将棋をした。

それは 今でも大切に使ってる。


そんな 大好きな おばあちゃん。



最近 元気がないな。

僕のことを 時々忘れてるみたい。


僕は来月 結婚式を挙げるよ。

幼い頃の帰り道、おばあちゃんが 引っ張ってくれた この手で

今度は僕が 最愛の人の手 を引っ張るんだ。


式場では見てもらえないかもしれないけど

写真たくさん撮って見せに行くから、元気で待っていてね。