命に対してテレビができること。 | take's sofa ~僕らの歩む道~

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たけたけが綴る「人生」と「言葉」をテーマにしたblog                        言葉のソファに身を委ねてください。

さっき TV番組の 「バンキシャ」 を観ていると

末期ガンで余命宣告された男性の ドキュメントをやっていた。

各地の学校を回り、 「生きること」 の大切さを 生徒達に伝えているという。


残り少ない命。

消えそうな灯。


それを知りながらも 何かを伝え、何かを遺そうとしている。

そんな彼の目は 誰よりも強く 深く

そして 潔かった。


今、生きることを自ら放棄してしまう人が 増え続けている。

そんな彼らに語りかけ、思いとどまらせ、再び希望を与えられる人間は誰なのか。


家族?

恋人?

学校の先生? 会社の上司?

カウンセラー?

同じ悩みを持った友人?

それとも 苦境を乗り越えた成功者?


きっと違うだろう。


僕は今日 改めて こう感じた。


「死にたい」 と思った人間を止められるのは

「生きたいのに生きられない」 人間 しかいない  と。


この男性を見ていると 「これからも生き続けるだろう人間」 には

決して出せない オーラ があった。

説得力があった。

想いがあった。


「生きたいのに生きられない」 人達の もどかしさや 悔しさは 測り知れない。

そういう人達の言葉を聞いても まだ 「死のう」 と思う奴は 死ねばいい。


だって 「生きること」 が何よりも難しいからだ。




今・・・


自殺を興味本位で取り上げた報道 が 次の自殺を生んでいるらしい。


この 負の連鎖 を絶つのは マスコミしかない。


どうか 「生きることへの執着」 を取り上げた番組を流し続けてほしい。


くだらない バラエティーで 人の 「命」 は救えやしないんだ。