結局、カタチのないプライドにしがみついていただけでした。
何もないわけじゃないけど
何もないに等しかったんです。
「自分は普通じゃありません。」
「ポテンシャルの塊のような男です。」
なんて札を額に貼り付けながら
キョンシーの如く、ピョンピョン跳びはねている
滑稽な生き物だったんです。
明日からは、
明日こそは、
そう言って何年過ぎたことか。
僕は何度も繰り返します。
そして
ついに地べたを這うべき日が来たんですね。
それは当然のことだったんでしょう。
ならば、せめて視線だけは前を見て
首に力をいれて、うなだれないようにします。
地べたは汚くて冷たいけど
前へ進むことはできます。
腕は痛くて汚れるけれど
鍛えることができます。
体力がなくなるまで
もう進めなくなるまで
余力がある限り、地べたを這いながら進みます。
大空へ羽ばたける日を夢見て。