自然の力
皆さんこんにちは。研修生の葉瑠香です。
今日は一日、森山・戦跡ツアーに同行させていただきました。
途中雨も降ってきましたが様々な動植物が見られましたね!
中でも海岸からウミガメの頭がひょっこり見れたのはラッキーでした!!
たくさんの生き物たちの中から今回は『ハスノハギリ』という植物についてふれてみました。
海岸近くに生える代表的な樹木で在来種です。
樹高が約10メートル幹の直径が約70センチメートルを超えるものもあるほど大きな樹木で水に浮く性質が有りカヌーなどの材木として使われたりします。
また幹が白っぽいのも特徴です。
見つけるポイントはピンポン玉ぐらいの大きさの果実です。
中には直径約1センチ程の黒い種子が入っていてそれ以外は空洞になっているため、海をプカプカ浮いて様々な土地に種子を運びます。
ここ小笠原の父島にもこうしてやってきたのだと考えられます。
自然の力はとても凄いですね!
こうした自然を守っていくのも様々な対策がされています。
他の外来種の種子や生き物を持ち込む事を防ぐために、保護区域に入る際にコロコロで種子を落としたり、在来種の天敵である『プラナリア』が嫌がる酢のスプレーをしたりします。
皆さんも協力して自然を守っていきましょうね!
葉瑠香