自分も両親も産まれは奄美大島です。
親の離婚等もあり、昭和49年に鹿児島へでて、
居住は鹿児島がメインになり、それから数回しか(記憶だと3回)帰っていません。
親の兄弟たちも、島をでて東京で暮らす方がおおく、
爺ちゃんも婆ちゃんも、自分が学生の頃は東京で住んでました。
なので、奄美へ帰る用件もなくなり、なかなか帰ってません。
一回目は、中学2年の夏休み。
2回目は10年前、母親と娘を連れて、母親最後の奄美の旅に。
産まれた部落を出て、50年以上経っているのに、
道を聞いた方が、直ぐわかったり、名瀬市の行ってた商店が覚えてくれたりと
感動の旅でした。
3回目は7年前、愛犬が亡くなった後に娘と。
別れた父方の従兄弟と、何十年かぶりに再会。
酒を酌み交わし、父方の墓参りまでできた。
今回4回目。
もちろん観光目的がメインじゃない。
一番の目的は、残りすくない親戚(母の従姉妹)に会うこと。
高齢になっており、このままだと会えなくなってしまうかもと思ったからだ。
あとひとつの目的は、息子はまだ奄美に行った事がない。
なので、息子にルーツ&奄美の親戚と会わすことだ。
自分なかで、これが「親」として最後の仕事を思っている。
今まで、家系とか奄美に興味もなかった息子が昨年ぐらいから興味をしめしはじめた。
コロナも落ち着き、母も施設に入ったので、GWと夏休みの間の人が少ない時期に行くことを決めた。
息子は羽田空港から、自分は鹿児島空港から。
乗り換えで鹿児島空港で合流。
お昼前には奄美に到着です。
空中からでもわかる、海の碧。
梅雨まっただ中なのに、最高に良い天気だ。
空港でレンタカーを借りて、北上し「鶏飯」発祥の地「みなとや鶏飯」へ向かう。
途中、「あやまる岬観光公園」に立ち寄る。
海が綺麗!
ハイビスカスや花が南国っぽい
飛び交う蝶も鮮やかで南の島だ。
余りにも海が綺麗なので、ビーチに降りる。
砂浜が白い。珊瑚の粉だ。
鹿児島の灰混じりのグレーとは全然違う。
海も透明。碧が違う。
そのなか、プラステックの破片がキラキラ光り、ちとガッカリしたが、
違った。青い小魚だった。
余りに鮮やかで小さかったので、すっかり勘違いしてしまった。
自然にできた木の木陰
いいなーいいなー、ここで、ビール飲みながら昼寝したい。
と、簡単に観光して、
なんせ父と息子、女子とは違う淡々としてるんだよね。
北上。
奄美本当の最北端「笠利崎灯台」へ。
ここ上がるの?
でも上がった先は、
パノラマ・・・理解が難しだろうな。
ムッチャ綺麗でした。
未来少年コナンの残され島のような草原と、南国特有の植物。
風も心地よいし、最高です。
最北端から南下。西側をまわり鶏飯屋へ。
「赤木名」という部落に到着。ついた。
駐車場に車を入れ店にいくと「クローズ」
まだ、13時にもなってないし・・・金曜だよ。
ネットでは 金曜 11:30〜15:00となってた・・・・娘と行くとよくある「臨時休業」
息子といってもそのようなことがあったのか。
(息子はあるあるといってた、姉弟あるあるなんだ)
「腹減った」とうるさい息子。
朝早い便だったのでしょうがないか。
開いてるとこ探すが、飲食店の絶対数が少ない。
ようやく着いたのが、観光客用のお店
「ばしゃ山」
しゃーない。
迷わず、「鶏飯」それと「豚骨」
ご飯おかわり自由。息子はおひつを空にしてお替わりしてた。
食欲すごっ!
美味しかった。
そこで見つけたのが
車の運転じゃなかったら頼んでいた。
うわーーーーー。どんな味なんだろう
特に「奄美のハブW-IPA」味が想像できない。
純黒糖ブラウンエールも。島バナナヴァイツェンも、たんかんもすももも、長寿草も。
あーーーーー、取り寄せて味比べしたい。
つづく。