2日目。天気は雨のような曇りのようなハッキリしない天候。
駐車場には多くのキャンピングカーやワンボックスが止まっていた。
っていうか、駐車場の半分強はそれらで埋まっていた。
子犬を連れた年配の夫婦も居たし。
8時前にはお世話になった道の駅有明を後にする。
観光案内所でもらった地図をみると、西側の海岸線のほうが見どころがあるようで
西側海岸線コースを行くことにする。
昨夜眠れなかった恐怖感で早く帰路につきたい気持ちと、
ゆっくり観光したい気持ちが争ってる(笑)
満潮なのか水面位置が高いように思える。
昨日、居酒屋で作ってもらったおにぎりを頬張りながらの運転。
(500㎖ペットボトルの飲み物を4〜5本常備しているので飲み物には困らなかった)
悲しいことに、早く出過ぎてどこも開いていない(笑)
しょうがなく、天草市を過ぎて国道324号を進む。
しばらく行くと漁港が目にとまる。
いいなぁ、この雰囲気。
朝日と島と、あっフェリーが入ってきた。
島鉄フェリーだ。長崎県の島原とを結んでいるようだ。
小さな集落、昔のままの漁港、点々とある。
朽ちかけた木造だったり、ブロックで作られた倉庫であったり
昭和感あふれる集落は、なんかいい。
海岸沿いで塩を作ってるとこや、
空き地でゲートボールしている地元の方や、
所々に見かける戸別の墓、
お地蔵さんではなさそうだが、像が3体づつ祀ってある小さな祠が集落の至るとこに祀ってあった。
その風景・習慣は自分は感銘を受けた。日本人として大事なことなんだろうな。
しかし、ラーメン味千が多い。こんなに多いと食べて見たくなる。
そしてコンビニがヤマサキディリーストア!
入っていると、海中に鳥居が見えた。
なんだ?広島か?
しかもふたつ
駐車場があったので立ち寄ってみた。
「おっぱい岩」
きっと干潮の時だったら見えてたのかもな。
でも、帰りに恵比寿様があった。
年齢的なものあるだろうが、生活に溶け込んでいるこのような像のほうが興味がそそる。
たとえ「おっぱい岩」という男性が喜ぶネーミングだったとしても
こっちの方がいい。
ここの方々は、ちゃんと祀っていると思った。
無宗教だけど、頭が下がる思いだ。
「富岡ビジターセンター・富岡城」の看板が見えた。
右に入っていき、いったんそっち側へ向かうが
途中の看板で、学習っぽいのかなと思って、U-ターン。
そこにあった祠に一礼。
さらに国道389号を進む。どうやら「天草西海岸サンセットライン」だそうだ。
朝、通るとその恩恵は受けられないね。
海は波が荒い。至るところに海を眺めるスポットがある。
トイレも行きたいが、道の駅はまだ閉まってる。
下田温泉を過ぎたあたりから内陸へ入っていく。
どうやら、道路拡張工事中で、以前の道路なんだろう。
陸橋の橋脚部分のみがそびえ立ってたり、
トンネル工事の途中だったり
使いやすい道路へ工事のまっただ中。
昔の道路は、対向車が来たら困るような狭小なトンネルや
曲がりくねったアップダウンの激しい狭い道路。
その脇には民家が。
その光景を見ながら、思った。(1人なので考えたり妄想に耽る時間は多いのだ)
あと、50年後、この地域に集落は残っているのだろうか?
そして、少子化が進み人口も減り、税金も減る。
この道路の維持管理はできるのだろうか?
果たして、ここを利用する車両はどれくらいなのだろうか?
そういえば、ここ数十年のうちに、
立派な道路(高速含む)や橋(島と島を結ぶ)がどんどん出来ているじゃないか。
失われた30年とか言っているが、日本は裕福なんじゃないか?????
そんな一市民が訳のわからんことを考えながら通り過ぎていった。
小型のバスで観光している方が記念写真を撮っていた。
観光客のためにも道路はキレイなほうがいいんだろうな。
う〜〜〜〜ん、長くなりそうなので
あと一回まで続けよう