東京で学生生活を終えて鹿児島に帰ってきました。

 

もう、紙に年を書いてじゃないと、何年だったかもわからない(笑)

 

おそらく、1986年春です。

今も変わらず、地方都市の田舎のほうだと

交通機関も発達しておらず、バスの時間も少ない。

しかも渋滞が半端ない。

車かバイクが無いと生活が大変でした。

 

ちょうど友人が車を購入後、今までの古い車が余っているようで

自分が車を買う間お借りすることに。

 

日産 シルビア

※画像はお借りしたものです。

 

友人曰く「パワーがつくステアリング」

パワステがついていないでのハンドルが重い重い!

でも、本当に助かった。

 

 

車好きの友人と中古車をまわって安い中古車を購入しました。

 

4代目の自分の車。

HONDA プレリュード(初代)

※画像はお借りしたものです。

 

車検2年付きで40万円でした。約6万キロの走行。

相変わらず、よくわからないままの購入。

別にホンダが良いとか、赤色がいいとかのこだわりはなく

友人が勧めるがままの購入でした。

 

その頃、デート車としてプレリュード2代目が人気で、

友人達は「プレリュード・・・だけど」とネタにされました。

 

自分はプレリュード2代目の存在も知らず、

ただ、シビックの平べったい車と思ってました。

 

後部座席はお飾り程度のシート。

国内初の電動サンルーフだけど、使うことはなく、

でも、走りは軽やかだった。パワステもついてたし。

 

まぁ、安い分クセはありました。

まず、雨が降ると後部座席の足元に水が溜まる。

サイドブレーキが効かずに、

坂道発進時に自然とヒール&トゥ(かかとでアクセルを、つま先でブレーキを同時に操作)をしていました。

さらに、プラグが頻繁にかぶって、友人を呼んではエンジンを掛けてもらっての繰り返し。

 

若いし、最初の車で、それなりにお気に入りでした。

通勤で使うのはもちろん、いっしょに青春を謳歌したクルマです。

 

彼女との初デートも。

仲間とのドライブも。

仕事が終わったら、彼女と毎日のようにドライブで、県内・県外あちこちいきました。

 

その頃の給料はガソリン代&外食代でほとんど無くなってた。

お金が無いので中古のオーディををつけたり、

本当に青春を走ったクルマです。

 

多分1989年。2回目の車検を前に10万キロも越え、

あちこちに故障が目立ち手放すことを決意。

 

友人達と指宿スカイラインに最後の走りに行ったのを覚えています。

その時に目頭が熱くなって涙をこぼしました。

 

故障ばかりで、クセもあったが故に、

それだけ愛着が湧いたのかもしれません。

 

何故か、写真を見つけることができなかった。

最後の走りの写真は撮った記憶があるんだけどね。

 

 

 

〜続く