庵野秀明&樋口真嗣監督の
タッグチームが日本に現れた
未知の怪物『 ゴジラ 』に
翻弄される現代の日本国、
政治家と自衛隊、他国の対応等…
徹底したリアリズムで描く☝️😎
ゴジラの生物的な描写は新鮮で
一見の価値あり✨エヴァ的な描写
巨神兵東京に現るでの作画手法も
上手く取り入れて見所を作っている
ゴジラの最初から成体ではなく進化
していく過程の描写が面白い

ゴジラは恐竜でも爬虫類でもない
異常な成長進化をしてしまった
モンスターとして描いている。
⭐️核の脅威を象徴するモンスター
本来未知の生命体として登場した
ゴジラの生物的な脅威、不気味感を
本作ではリブートしてやろうという
意図が見えるのは評価できる☝️😎
自衛隊のリアルな描写もゴジラ
作品の原点回帰感がある。
最近のゴジラはフィギュアにしか
見えない僕には生き物としての
ゴジラの描写があるのは楽しめた✨
ゴジラをあえて伝説上の怪物として
て描くことで神秘性を持たせている
のも技有りだと思います。
その結果、生物学者の出番を排除し
動物愛護団体の入る余地も無くなる。
これはスタッフ側のしたたかさを
感じる✨
それに加え地震や台風のような
自然災害的な要素も加味される。
放射能汚染の恐怖を描いてる点も
新しい要素として挙げられる。
ここは東日本大震災の原発事故の
影響が見える。
作品の中に現代的要素が上手く
生かされた作品はヒットする。
作り手が情熱をかけて作っている
のが伝わるのは嬉しい✨🔔
⭐️前作ファイナルウォーズでは
もはやドラゴンボール的な世界観
で、これがゴジラ
となったり


ハリウッド版の退屈な展開に比べたら
遥かに見応えがある
僕にとっては

映画に大事なのは辻褄合わせじゃなく
面白いかどうか
そこが重要だから✨

ただ、子供には難解な展開なのは
残念な気がします。情報量が多くて
子供にはついて行けないかも…😎💦
あとゴジラ作品で2時間はやや長く
感じる。
それらを考慮しても人類の味方的な
イメージが出来上がっていた近年の
ゴジラ像を裏切り、人類の脅威として
描き切った点は高く評価されていい✨

この作品がヒットしてるのは
モンスター映画として良く
出来ているからですね。
それは出来の良いモンスター映画
を分かってる人達が作ってるから✨
庵野&樋口コンビが過去にガメラ
や巨神兵、エヴァで培った要素を
取り入れて自分達に出来る最大限
のゴジラを作るんだという意欲を
感じます



⭐️1954年のゴジラと賛否両論の
2016年のシン・ゴジラは社会情勢
も作ってる世代も全く違うので比較
するのは余り意味がないでしょう。
テクノロジーや手法の違いを論じる
ことは出来るが…
作品の優劣は付けられないです。
むしろここまでやった2016年の
シン・ゴジラを褒めるべきだと
思います



⭐️人間側のキャストは樋口監督の
進撃の巨人から長谷川博己&石原さとみ
コンビが出演し息の合った演技をみせる✨
個人的には2人とも進撃の巨人の役の
方がハマってた印象はあるが…
全くの新人とかより気心知れてる役者
でということなのだろうと思う。
他に竹野内豊がクールな補佐官役、
大杉漣が内閣総理大臣役でいい味を
出している✨
音楽はオリジナルの伊福部昭作品と
新作を織り交ぜて使用している✨

個人的には本作のゴジラには新作
の音楽が合っていると感じます
