TCCの生徒の作品、タペストリー(布がジャンプしています)
アフリカ大陸を旅立った人類は何を着ていたのであろうか
動物の毛皮を着ている図はよく見るが着こごちは良かったであろうか、
洞窟に住み、火を焚き暖を取り肉を食う、子供も獣の毛皮を着ている様子が描かれている図をよく見る、
先日、日本の縄文遺跡から縫い針と釣り針が出土したと国立考古学博物館の動画が報じていた。
ついに来たか、針があれば糸もあったのだ。
山野を巡り食糧を獲てそれを運ぶ物に籠や箱が必要なのだ。
木の蔓や動物の皮なので袋や籠を作っていたと思う、
縄文人の脳の大きさも現代人と変わらないと言われる、もっと頭脳は発達していて生きるための技術や経験や危機管理は発達していたと思われる。
TCCの生徒が織り、縫い上げたバッグ
縄文土器の火炎土器が好きなのは自由奔放に土を捏ね造形を楽しむ姿を彷彿とさせるのだ。
籠があれば糸もある、針があれば網も編み出す能力はあった。
自然の中に暮らしていればクヌギの木の下を通れば”野蚕”が糸を垂れてぶら下がって揺れている
これを見逃すはずはないのだ。
博物館では木の繊維や女の人の髪の毛を釣り糸に使ったと言う。
生活する時間はたっぷりある縄文化だ’手間暇”かけて楽しむ生活が羨ましいサラリーマンが今日もアウトドアーと称して山野に入っていく、
熊が出るぞ!
こんな時、縄文人はどうしたであろうか。
つづく


