(土屋敏夫プロデューサーと岩間玄監督の舞台挨拶)

 

繊維産地蒲郡市を主題にした映画

”わたのまち応答セヨ”が5月2日に封切りされた。

私は豊橋まで車を走らせた。

映画?そうだな10年は見てないな

上映館はユナイテットシネマ豊橋18

 

映画は”わた”が主役であった

1200年前に三河の海に綿が伝来した。

それから始まる三河と綿の歴史の中で 今や消え去ろうとしている一つの産業がある

そこに岩間玄監督はメスを入れた。

映画監督としての本能のように何かを嗅ぎ分けようと動いた。

それから始まる挫折の連続で岩間は行き詰っていた。

絶体絶命の中で竹島の空に浮かぶ綿雲に導かれるように

それから始まる人との出会いは奇跡を呼び起こすのだ

偶然は奇跡を呼び映画の最後にとんでもない事になっていった。

 

私の人生も映画に映されていたが、最後の奇跡には心が震えた。

妻と共にこの映画に出演して岩間監督と共に過ごした日々は過ぎ去っても

永遠に残る真実のドキュメンタリー映画である。