土曜の午後になって晴れたり曇ったり雪が降ったり

静かな工房にやって来たのはフイリッピンからの家族連れの旅行者だ。

「入って見学OK?」

「はーいどうぞどうぞ」

今日は息子が来て手伝いをしてくれたので英語で対応、

「手織体験をしたいということで」

早速、織機など機材を準備した

織機と糸など機材を整えて手織体験が始まりました。

みなさん笑顔で織り始めました。

「レバーを上げて トントン」

「シャトルを通して トントン」

私は日本語専門で息子は片言の英語で話す

「手織は楽しいですか」

「楽しいです」

「お気に入りのカラーで織れて嬉しい」

「フイリッピンには綿の木はありますか?」

との質問に

「山の方には織物を織っている町がありますよ」

と、答えが返って来た。

竹島の絶景を眺めながら手織が進みます。

「あっ!、雪だ!」

フイリッピンから旅行の竹島で雪を見たのだ。

日本の三河木綿の手織をしながら雪が珍しいのは私も同じだが、

雪国の皆さんは雪害で苦しんでおられるので喜びも半分である、

しかし今日は寒かった!