二人の女の子が手織体験のフルコースにやって来た

手織体験のフルコースなのだ。

普通に織物体験と云うとセットされた織機に座って織る体験が

ほとんどであるが、ここのフルコースは織物が出来るまでの技術を

学んでいただく基礎技術を学ぶシステムである。

 

畑で採取した綿には種がある、その種を取り除くための道具(綿繰り機)が

登場すると子供達は

なに?これ!

江戸時代の生産システムを今から学んでいただきます。

 

そこから始まる手織体験教室のフルコースが始まる

これを1時間の間で子供達に体験して学んでいただくのである

 

この体験は高価格になってしまうが、

もし仮にあっても商売としては成り立たないが

今あえてお薦めするのは

昔にはあった、なければならない道具であり仕事であった。

NHK大河ドラマの井伊直虎の時代にも徳川家康の時代にもあった。

(私も徳川家康紀行の部分で糸紡ぎのシーンで出演)

同じ体験した子供達が、今度は織機に向かってコースターを織っている

 

しかも天下の竹島の絶景をバックに機織りをするのだ!

えー!こんなところで機織りをするの?

凄い!凄すぎるよ

先ほどまで植物だった綿が、紡がれて糸に変わり織物になる

それを目の前で見て、自分で体験をする

江戸時代をそのままを体験するのが竹島クラフトセンターの

手織体験フルコースなのである。

そして、出来上がったコースターを掲げて記念写真である。

土産物を買うより、博物館で見るより、人間が自分で作り

自分で命を守るため、物を作り出す体験を土産にするのが

竹島クラフトセンターの手織体験フルコースなのである。

 

やったー!自分で紡いだ糸も織り込んだ世界で一つの竹島土産ができました!