今日は織り上がるか、今日は織り上がるか

と、期待させた柘植さんの作品が今日は出来ました。

「おめでとうございます!」

教室全員の祝福を受ける中で緊張した雰囲気が漂う

柄入りの刺し子織りで、組織と柄の関係を学ぶため数ヶ月におよぶ

手織作業が続いた。

布は織機から切り離されたら修正はきかない、

いま、まさにその時である

慎重に切り離される

チョット、重い空気だ

あれから、色々あったからな、

やったー!、

出来たー!

おめでとう!

織機と布が離れた瞬間上がる祝福と喜ぶの声だ。

難しい筬通しと綜絖通しと組織の意味を学びながら

一本の狂いもなく織り上げなければならない、

その緊張が今柘植さんから解き放たれたのだ。

 

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