「私はもう少しだわ」

同じ(株)三敬の社員であるKudouさんがもうすぐ織り終りだが

Tugeさんは綾織りの部分があって少し時間がかかりそうだ。

織機を立ち上げるとTugeさん織りかけの布が現れた

おー!

「良いね」

一週間ぶりのご無沙汰で今日も織機が動き出した

 

綿糸を使った多重ガーゼ織りで究極の柔らかさを表現した

(株)三敬の商品の全てを知っている社員が他の繊維の獣毛アルパカを織る事で

改めて綿の良さを見直す機会となった。

 

今日の授業の終わりは綿の手紡ぎの訓練である

会社で栽培をした綿を使って織物を織る事が研修の一つだ。

「自分勝手に紡いでもだめだよ」

「ゆっくりそーっと綿と会話するように」

「急な動きは禁止だよ」

「ゆっくりと優しく綿をいただく気持ち」

師匠の檄が飛ぶ中での(株)三敬の社員研修でした。