私の部屋に一枚の掛け軸である

父が持っていた物であるが私が物心がついた頃にはすでに掛かっていた。

掛け軸にはなっているがサイズから見ると元は襖絵であった筈である

 絵は二人の友が竹林で話し合う姿を描いているその情景は友情あふれ

優しさが漂う情景を私は好きである

竹林の七賢人という有名な絵があるがその絵の内容と似ているが、

二人の友が語り合う友情漂う光景が好きで今も掛けている

 

争いのない優しい人たちに囲まれて

いつ見ても飽きない優しさが 私の心に沁みる一枚である。