今年の夏、7月の梅雨らしき梅雨もないまま真夏に突入して
2ヶ月に及ぶ酷暑が続いた。

それでも暑い竹島には沢山の観光客が来た。
猛烈な熱射の中を竹島橋を渡って行く人の列を眺めて
命がけで竹島参りに来てくれる人々を感謝の想いでみていた。

そして竹島クラフトセンターにも沢山の来客があり
三河木綿の手織り体験を学んで下さった観光客の数は過去最高になった。

三河木綿の手織り体験を産業観光資源にと10年前に始めたのだが
この夏はようやく認められたと感じた。
本当にありがとうございました。

この夏に手織り体験をした皆さんを画像とコメントをブログで
紹介してきたが母の看病で取材出来なかったり、投稿できなかった
多くの皆さんには大変申し訳ないと思っています。


7月下旬から母が体調を崩し8月初め癒着性腸閉塞になり
聖隷三方原病院へ入院手術となりました。
90歳の高齢で体力的に手術出来るかと言う事態に陥りましたが、
適切な診たてと最新の医療の結果、手術できるまでになり
無事成功して母の命を助けていただいたのです。

子供の頃に父に連れられて聖隷病院の長谷川保理事長から教えられた私は
その民主主義社会の到来を待ち望んでいたが、
今回母の入院でB棟3の前田先生と矢田先生スタッフの聖隷精神に触れて
再び長谷川先生の言葉を思い出しているのです。

そして今、東京オリンピックと東京電力福島原発の漏水問題。
東京で喜ぶ幸せな人達の姿と… 消すに消せない地震の被害と…、
消すに消せない東電の火の玉を抱えた日本の現実をテレビジョンは映していた。

暑い夏が終わったが… 今日は11日[花は咲く]のメロデーが流れ
終わりの無い現実が待っているのだ。