今日はお母さんと一緒に少年が手織り体験に来ました。

「いらっしゃいませ。あれ!どこかで…」
そういえば以前に体験に来たことのある親子である。

夏休みに入り全国各地から手織り体験教室に来てくれていますが蒲郡市民は少ない、
少し寂しいことであるが、竹島クラフトセンターは、蒲郡くらふとフェアーや蒲郡まつり等で
出店しているから体験済みの人が多いのだと思う。

少年はすでに体験済みなので慣れた手つきで織機を操作している。



親子手織り教室は織物を織る行為を習うことばかりではなく、
夏休みの一日を親子で織機を囲んで共通の楽しみを共有できる。

手織りに慣れれば子供の創作の世界で、お母さんの踏み入れられない
領域が生まれてお母さんは見守るばかりである。



「出来たー、見て見て」
「見せて、あら凄い」
出来上がったコースターを見て子供のやり抜く力を感じて
母の手から少し離れた子供を客観的に見ている母親の目に気付く、

”うちの子にこんなに集中力があったなんて”

という声を聴く、

”これが学校の授業でできたら”

とも訊くが、苦難を楽しみに変える教育が出来たなら…と自分の人生を
振り返るTCCの主人であった。