「手織り体験をしたいんですけど、出来ますか」

今日は朝から手織り体験のお客様で賑わうクラフトセンターです。

最近は国内の旅行に各種体験が組み込まれるのが当たり前になってきた。

十数年前のハワイ旅行で一週間ワイキキに滞在して、その間ウクレレ教室や
ハワイアンキルトの教室の存在を知り、避暑地での楽しみ方を知り
これからの成熟社会での観光の型はこれだと感じた。
そして蒲郡の観光では竹島と三河木綿だと信じて竹島クラフトセンターの開設を夢見た。

旅へ行ったらその土地の文化や歴史を体験する意欲満々な若者や
ファミリーが増えて来て、それを迎える施設が生まれる。

旅の思い出は観光地の景勝だけではなく人と人との触れ合いが強く残る、
そして今日も楽しいファミリーが沢山やって来た。



「わーい、手織りだ、私やる」
「僕も」
「すみません、この子でも出来ますか?」
「幼稚園なら織れますよ」

「どこからお出で下さいましたか」
「大阪枚方市です」

そう言えばこの前私が写真画像をなくしてしまう失敗をしたのも
大阪枚方市のファミリーだった。

今年は大阪と奈良からのお客様が多い。



夏休みの一日を蒲郡の竹島で、三河木綿の手織り体験ですごして
いただけるなんて夢のような毎日が展開している。

「楽しかった、また来たいね」

の一言がたまらない竹島クラフトセンターの主人でした。