春先から風邪をひいて棉の畑の準備が大幅に遅れてしまった。

気管支炎と思ったが、喘息だったのか?、
喘息の発作のような咳が続いた。

昨年は棉畑の疲労から帯状疱疹になってしまったが

今年こそはと、満を持していたのに・・・、


年初から個人的に気持ちの支えを失い、失意の春は種まきの
イベントも開けず、応援者の小山さんには迷惑をかけてしまった。

小山さんの助けがあって畑に挑戦するモチベーションも上がってきた。

この畑は岩石が多くて耕運機が使えず、個人の力では重機の使用もできず、
隣の花フル会さんと同様人の力頼りである。

畑作業の遅れから、昨年と同様にワンポイント耕作方法にした。
小学校の棉作り教室の鉢植えからヒントを得て、土作りも肥料も
一カ所に集中して耕作する方法にしたのです。

昨年は生物の姿もなかった畑だったが、今年は土中に虫も生息していて
ミミズを見たときは有機土になったと嬉しくなった。

荒地に咲くアザミのような草はなくなったが、土手の崩壊防止に
撒いた芝が土を覆って芝取りに悩まされている。


種まき時期から大幅に遅れた棉畑もようやく棉の木らしく成長して来ました。

棉の種類は、地綿三河種と伯州棉と花と茎の色の特徴が
地綿三河種に似ていると、信州大学繊維学部から頂いた木浦380号
を植えた。



今日の棉畑の育成具合です。



(上の写真は三河地棉です。葉も茎も全体が緑一色で赤の混ざりが無いのが特徴)





(上の写真は、和棉の伯州棉。他の種類の和棉と同様に茎と葉脈は赤い)





上の写真は、信州大学繊維学部からいただいた木浦380号、
(三河種と似た花が咲く,茎は赤く葉脈は青いが葉脈の付け根に赤い色がある)