
写真は、竹島クラフトセンターの金曜日教室の
曽田志ゲ乃さんの作品です。
抽象的な幾何柄をモチーフにデザインした
タペストリーです。
織物で多色の幾何模様を表現するには、
経糸は縞整経をしました。
それに市松のパターンを基本に多数の組織を作り
市松ごとに表現方法を変えようと云う事で
緯糸を、原色の原毛をカーダーでミックスして、
40色以上の色糸を作りました。
それを、経て糸縞整経とはずらした市松柄を
配置してより多色を表現しています。
その基本のパターンと組織の上に、ポイント色を
綴れ織り技法を織り込み表現した素晴らしい
タペストリーに仕上がりました。