竹島海岸は、今日も強烈な太陽が
照りつけています。

青い海に浮かぶ竹島と、橋を眺めていると
暑さも和らぎます。

夕凪の海岸を散歩して、ホテル竹島まで来ると
ホテル竹島のビアホールの看板が目に飛び込んで
きました。
思わず取材を忘れて、ビールを一杯の誘惑に
負けそうになるところを、ぐっとこらえて
TCC・竹島クラフトセンターに行きましした。

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竹島クラフトセンターでは、信田さんと曽田さんが
織り上がったショールを肩に掛けてなにやら
織物談議に花を咲かせていました。

曽田さんが、(写真右)TCCの主人に向かって
「私、鈴木先生にコンピュータで打ち出してもらった
意匠図のソウコウ通しの案内図とソウコウレバーの
操作図の通りやったのに上手くいかなかったったよ!」

と何やら文句を言って意匠図を見ています。

「おッ!俺間違ってたよ、曽田さん良くわかったねー」

どうやら、これは前作者の村松さんの意匠図を
曽田さん用に編集した時に、コンピュータの操作で
[消去付き移動]の作業を間違ってやったらしいです。

この作品は、アッシュフォードの8枚レバー織機を使い
8枚ソウコウを使い、経て糸無地で横糸1丁の[朱子組織]
織りで四角の柄を織り出したマフラーの作品です。

写真右側の写真の信田さんが
「先生、私のは間違っていなかったよ!」

と言うと
「おーい、お前まで言うかァ」

信田さんのは、経糸は無地で、横糸は2色を使用した
アッュフォードの8枚レバー機で

絹糸を使用した組織織りで、クラフトセンターでは
[そろばん玉柄]の愛称で呼ばれている柄です。

両者共にこの後は、羊毛の手紡ぎの修業に入ります。
どんな作品が出来るかお楽しみに。