マイワード・イズ・マイボンド。

私の言葉が私の契り。

一度口に出した約束は命を懸けても果たす。

ロンドン証券取引所の紋章には、この言葉が「DICTUM MEUM PACTUM」というラテン語で刻み込まれているそうだ。

(参考文献:黒木亮「トップ・レフト」)


バリバリの国際金融マンが言った言葉だそうだ。

正直、めちゃめちゃカッコいいと思った。


今日も友達と井の頭公園を散歩しながら、説教をくらった。

でもやっぱり、自分より上と思える人間が身近にいるのは何か心地良さも感じる。

もちろん、将来そいつのことは絶対に越してやるつもりだが。

そいつは俺に、お前は戦うフィールドを間違えてる、外資に来るべきだと言ってた。

ありがたい言葉だった。

でも正直、俺の本心を見透かされた気がして、無償に悔しかった。

今日そいつと話していて感じたこと。

それは、俺はやっぱり、元々は中身ゼロなホントに空っぽな人間だったんだってこと。

だから、いろんな言葉にも影響されやすいし、自分が尊敬できる人間には感化されやすい。

でも、だからこそ吸収力は人より断然早いと思っているし、まだまだ伸びしろもあるはず。

とりあへず、内資の銀行に就職するという事実はもう変えられようのないこと。

就職が決まったからって、それが自分の全てなわけではない。

何年か後、そこで俺がどんな言葉を発しているかなんて到底分からないけど、その時どの会社に自分がいようとも、自分自身をより成長させられる場に必ずいたいと思う。

それがたとえ、転職して外資であろうと、内資に残っていようと…。

「my word is my bond」

…って、本心から言えるビジネスマンになっていられるように。