広島人なら、誰もが知ってる平和大通り。
もし、他府県の方にこのブログを見ていただけたら、ちょっと頭の片隅っこに置いといて貰いたいと思い書きますね🙇♂️
平和大通りは、広島市中心部を東西に横断する道路が平和大通りです。
カープやサンフレッチェが優勝パレードを行うのがこの道路です。
“100m道路”と呼ばれる通り、側道や遊歩道を含めた道の全幅は100mもあります。
なぜこんなに広い道路が必要だったのか?
私は、戦時中いざと言う時に飛行場として使う為だと勝手に思っていましたが、本当は戦時下の空襲に備えて、建物を取り壊し🔥火災🔥の延焼を防ぐための🧯防火帯として作られたそうです。
後に原爆で広島の街は焦土となりましたが、
平和大通りは、そのままの道幅で道路として活用されました。
原爆で見渡す限り緑が全くない焦土の広島でしたが、現在平和大通りの両側には、多くの緑🌲が植樹されています。🌳
しかし、道路の街路樹にしては、全く統一感がない事にお気付きだったでしょうか?
街路樹と言えば、◯◯並木などと言って同じ木が等間隔に植えられた方が景観が良かったりします。桜並木道は特に綺麗ですしね。
原爆により「75年は草木も生えない」と言われた広島でしたが、昭和32年から33年(1 9 5 7 ~ 1 9 5 8)年 に、市が「供木運動」称して県内の市町村に木の提供をお願い🙇♂️したのだそうです。
結果2年間で約6千本もの寄付🙋♂️🙋♀️を受け平和大通りに植えられました✌️
その後も国内・海外から「広島に緑を贈ろう」🌲🌳と言う善意の輪が広がり多種類の樹木が贈られ植樹されました。
こうして、国内外の多くの自治体や人々の善意と協力によって、今の平和大通りの緑はあるんですね。☺️
このエピソードを知ると、統一感のないバラバラで多様な街路樹も、また違う味わいを感るのですよ。🙇♂️