twitterでのPODについての発言について | TAKE IT EASY

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ZERO / Guitar / Noise

twitterで言った「PODのアンプセクションを使わず、Send/Returnに歪エフェクトを繋ぐ&スタジオAmpのEQ使用というのは邪道でしょうか?(笑)」の意味について説明してみます。
何件か問い合わせもありましたので。

まず始めに言うと、決してPOD HD内のアンプシミュレーターに不満があるとか言うワケではありません!
モデリングされた本物のアンプをほとんど使った事がないので比較する事はできませんが、マルチ内蔵のプリアンプとしてはとてもよく出来ていると思います。
昔使ってたYAMAHAのFX700の歪みはラック型とは言え酷かったもんなぁ^^;

では何故外部の歪FX&アンプのEQ使用という発想になったかと言うと、自宅で作り込んだ音とスタジオのアンプを使用した時の音(=バンドで合わせた時の音)の差の修正の面です。

例えばPOD側でメインの歪みサウンドを作ったとして、エフェクトを使えば使う程1つのパッチだけでは済まなくなります。
同じパッチ内でFXのOn/Offが出来るとは言え、DSPの制限もあるし、エフェクトの使い方によっては1つのパッチ内でのやりくりは難しくなります。
そうなると、メインの歪みサウンドを使用したパッチを複数用意せねばなりません。
その他にもソロ用のパッチやそれにエフェクトを加えてあるパッチも作るとメインの歪みサウンドをベースにしたパッチがたくさんできてしまいます。
それらを家で作り込んで、そしてスタジオで合わせた時に音を修正しようとすると全部のパッチを修正するのはとても面倒^^;

これがPODのアンプセクションを使わず外部歪みFX(もしくはPOD内の歪みFX)を使うと、EQはアンプのEQを使う事になるので微調整が超簡単にできるワケですね。

以前GT-10を使っていた時にも同じ事を考えていて、あの頃はGT-10内のプリアンプセクションは使ってはいたけどそこのEQはフラットにして、アンプのEQを使用していました(要はGT-10のプリを歪みFXの様に扱っていた)
その時はそういう使い方をしていたので、今度は正しい使い方(?)をしようと思ってPODのプリ部を活躍させようと思ったのですが…やはり音の修正のしやすさを考えるとマルチのプリで作ると面倒orz

という考えの元での発言だったのですtwitterで言った事は。

とは言え、なんだか邪道な気がしてその使い方には躊躇しますね^^;
ってかそういう使い方するならG-Systemを使えばいいじゃん、みたいな(笑)


---ZERO TAKE---