私の勤める部署に新人が配属されました。
途中入社のため、既に社会を経験しております。

配属後数日が経過した頃・・
新人「僕は以前の職場で“新人類”って呼ばれていました・・」

その場のみんな「・・・?」

社員A「それはどういった意味で?」

新人「さぁ・・分かりません」

社員B「オチは?」

新人「何にですか?・・ありません!なんとなく・・」

その場のみんな「・・・」

私のいる部署は、社内業務の際にその場の“ノリ”で対応することは非常に少ないところです。
ですので、この会話の広がりに可能性が薄れた時点で、新人君の話は遠く過去のものになります。
(普段なら・・・)

しかし、こんな会話中にも嫌な感じの“ヤツ”が出てきます・・・。

社員C「新人君!君はその“新人類”って呼ばれたときどう思った?」

新人「・・え?・・さぁ・・あまり深くは考えませんでした」

社員C「じゃあ・・新人類ってどういうものか知ってる?」

新人「たぶん・・ゆとり世代とか・・そういったことかなぁって・・」


社員C「じゃあ調べるべきだね!・・この場にいるみんなは君より年下ってことはないだろうから・・・」
社員C「新人類は少なくとも私よりは上の世代だよ、ジュニアが付かなければね・・」

新人「え?そうなんですか??」

社員C「だから調べるんだよ、意味も分からず判断しないようにね・・」
社員C「君の話にオチがあると思ったのも、ここにいるものは新人類の意味を知ってるってことだと思うから・・」

新人「・・・」

新人君は少し戸惑った様子ではありましたが、“新人類”調べるでしょうか?
もちろん、数日後にこの場の誰かが聞くでしょう

「新人類って?」・・と。

もちろんちょっと嫌味なヤツ“社員C”は私です。
新人君の教育係からパスを回されそうで逃げに入っている40代後半親父です。

おっちゃんは嫌味しか言えないから若い者同士で・・・ね?・・駄目かな・・・。


ようやく100キロ完走のお話です。

先日、出張から戻り、久しぶりに1日半の休みが取れました。
しかし半日休みの初日は雨で乗れず・・・。

自宅でやや怪しい接待これを受けながら、
「明日は天気良さそうだから行って来れば?」
の言葉を胸に天候回復を祈ります。

そして翌日。

ようやく好天気となりました。
路面の渇きを見ながら、ゆっくりと11:30出発です。

今回のコースは、初めて遠出をして60キロを走り、腰痛諸々で数日間の役立たず期間を作ったコースの延長バージョンです。
今月に入り、45キロ、85キロと微々たる距離を伸ばしながら体の様子を見てきましたが、少しずつ順応してきたようです。
そこで、“初!100キロ挑戦”と相成りました。

今回の出発に際して、家族からの応援メッセージが入りました。

「今日は迎えには行かんよ!何かあったら担いで帰っておいで!」

思いの伝わる非常に・・いや・・非情に熱いメッセージでした。

大丈夫です。
予備チューブを持ってます(×2)。
CO2ボンベも2本持ってます。


タイヤもレバーを使わずにはめることができる位に馴染んでいます。
(複数回外してはめてとやってますんで・・・伸びた?)

この出発を見送る家族も普段とは違う雰囲気を醸し出しています。

出発寸前、用足しから戻ると。

「非常食をセットしといたから!」



で、ポケットにもチロルやチョコビスケットが詰め込まれます。

抜かりはありません・・・残り物オンパレード!!
しかも“ 非常食 ”らしいです・・・」
(突っ込めませんよ!当たり前でしょう・・・)
と、儀式を済ませて出発です。

少し冷たい風が吹いていますが、気温は10度程度とまずまずのスタートです。

いつものようにスロースタートで、もちろん最後までそのスピードはあまり変化しませんが・・・。

車の少ない裏道を走りながらブレーキ、ギアチェンジ、音などとチェックしながら気持ちよく走ります。


様子見を終えた頃、国道へと繋がり本番突入です。

コースはほぼ平坦が続く通行量の少ない道路です。

やや風が強いかな・・。
いやかなり風が吹いてるな・・。

なんでいっつも向かい風なんや!!

国道へ出て20分少々でコース変更したい思いが発生します。
(今Uターンしたらめちゃ早く走れるやろうなぁ~・・・)

しかし今回はリベンジにも似た思いがあります。
行きましょう!
挫けるまで・・!

結局折り返しまでは強弱あるものの向かい風でしたが・・ね・・。(><;)

スタートして後、久しぶりのサイクリングにウキウキしながら進んでいましたが、前回の折り返し地点を通過する際には、
「今日の体調なら、ここで折り返して楽勝で帰れるぞ!」
「まだ20キロ先の折り返しまでこのまま行けるのか?」

と、少しだけ不安を抱きながら吹っ切るように通過します。

しかし、後で分かったのですが、ここで少し休憩しておけば「美味いもの」が出店されていたそうです・・・。
残念!

帰りに寄ったのですが既に撤収していました。
何が来てたんだろう・・・。

で、折り返しまでまだ20キロ・・体力はまだいけそうです。
しかし折り返し後の体力の消耗が想像できませんので、まだまだゆっくりを心がけます。

走っていて少し気になったのですが・・・、この道路には自転車レーンというか色の付いたラインが引かれたゾーンがごく短い距離ですが存在します。

車道外側線(路肩に近い白線)の外側に緑色のラインが白線と同じくらいの幅で並ぶように引かれています。
実際は路面は悪くその部分を走行するのは危ないことも多いのですが、こういったレーンのようなものは誰が何を基準に設定するのでしょう?

せっかくなら歩行者も自転車ももうちょっとだけ安全に通行できれば嬉しいんだけど・・。


今回のサイクリングで、残念だったことをもう少しだけ挙げましょう・・

実は今回の折り返し地点は、山の中の道の駅でした。
そこには二輪車の駐車スペースがあり、サイクルラックもあったはず・・・。

ええ・・今回は何か催しがあったようで、二輪車の駐車スペースは出店の販売スペースに占領され、サイクルラックは撤去して建物横に倒されており、しかも駐車場のかなりのスペースをテントや折りたたみテーブルに占領されているために自動車も二輪車も自転車も駐車スペースが足りません。

はて?

誰のためのイベント?

撤収作業を見ているとただでさえ減っている駐車スペースに出展者がトラックやワゴン車を置いていることが判明!

あかん・・!

ますます主役を見失ってるわ・・!

開催することに意味があったのでしょうか・・残念です。


ここで時間は14時過ぎ・・そろそろエネルギー補給して帰ろかな・・

売店でソフトクリームとコーヒーを買おうとしますが誰もいません。

まいったな・・・。


呼び出しボタンがありました。

押してみます。

何も起こりません。

もう一回押してみるか・・。

やはり何も起こりません。


近くを通りかかった関係者らしきおばちゃんに聞いてみます。

「ここの売り子さんがどこいったか知りませんか?」

「あぁ、ボタン押してみて!」
「えっ?押してみた?じゃあ来るまで押してみて!!」


分かりました。押しましょう。

ポチッとな!

ポチッとな!!

はっ!ポチッとな!!!

え~・・さすがに・・いい年こいたおっさんがボタンをポチポチ押し続けるのもどうかと思います。

でウロウロと近くをうろついたり、店舗裏の展望スペースへ行ってみたり・・。

諦めかけた頃、同様に若者の集団がソフトクリームを買いに来ました。

「まだ誰もいないよ!」
「どうする?」


少し話しかけてみました。
「私も待ってるんですけど皆さんもですか?」

「ええ、20分くらい前に来てボタン押して待ってたんですけど、誰も来なくて・・しばらく歩いてきました」

「そうですか・・私もあのボタンを結構押したんですけど・・来ませんねぇ・・残念!」

そこで、ボタンをもう一回だけ押して来なければ帰ろうと、7人ぐらいで同意しました。
ええ、ソフトクリームを食べたいだけの赤の他人の集まりです。

押して約1分後・・来ました。
どこかにカメラでも付いてるとですか?
ある程度人が集まれば来るとですか?

ここもおもろいなぁ・・・!

結局ここで塩キャラメルソフトとコーヒーMサイズをいただきました。


いつものことながら補給食は少なめです。

また、走行中の補給も、私はまだボトルを購入していないので、500MLのペットボトルをケージにぶッ挿して走ります。
冬場でもあり、また、ゆっくりと走るせいか喉の渇きはそれほどでもありませんので、500MLのお茶1本で100キロ完走が可能です。

もっと走れよ!!

は、そのうちやれるよう努力です。はい。

今日は折り返し地点までを端折ってきました。

ここまで読んでくださいました方、
「 ありがとうございます 」

本日はこれまでに・・・。