今日はお天気も良くていい日だったけど、
何でだか朝からずっとお腹がちくちく痛くて、
「はぁぁぁ~」って状態でした。
最近周りの人たちからは、
だいぶ良くなってる感じだねって言われます。
確かに復帰した頃より動けるようになったし、
声も出せるようになった。
そこは自分の身体。
回復してることは自分が一番実感してます。
でも私が思う「元気」と他人が思う「元気」は、
絶対に同じじゃないんです。
私が患った病気の性質上、
今後、私が本当の意味で「元気」になることは、
遠い遠い先なんだろうなって思ってます。
「確実に良性ではない」って言われた瞬間から、
私の価値観は変わりました。
今までは「報道」として見てた著名人の死や、
がん闘病のニュースが他人事ではなくなった。
もしかしたらいつか訪れるかもしれない、
自分の未来として受け止めるようになった。
うまく言えないけど…
自分と周りの人との間には、
見えないけど確実にガラスの壁がある感じ。
私は見た目は元気そうかもしれないし、
第三者から見れば周りの人たちと、
同じカテゴリー内にいるのかもしれないけど…
私はそっち側の人間ではない。
言わないけど、どこかしら痛みはあるし、
言わないだけで、不具合はある。
言わないけど、術後の後遺症に悩んでるし、
言えないだけで、再発・転移の恐怖と闘ってる。
じゃあ優しくしてほしいのかと言われれば、
それは違うんです。
特別扱いや過度に心配してほしい訳じゃない。
ただ「普通」にしてほしい。
悪性腫瘍やがんになった人なら、
一度は思うことかもしれません。
同僚にも友人にも家族にも、
心配かけてるのは分かるし、
心配してくれるのはすごく有り難いけど、
基本的には、とにかく普通に接してほしい。
闘病は孤独です。
これは発病時、検査時、入院中や術後、
そして経過観察中の今も変わりません。
でも周りにはそんな私に協力して、
励ましてくれる人たちがたくさんいます。
だから「孤独です」なんて絶対に言えない。
だけど真の意味で、
悪性腫瘍患者の気持ちを分かってくれる人は
そうそういません。だからこそ…
このSNSが役に立つといいなって思ってます。
私にとってオンラインは、
どこに住んでいるのかはもちろん、
顔だって全く分からないけど、
同じ気持ちを共有できる人たちの心に、
そっと触れられるとても貴重な場所なんです。
いつかこのブログも、ひっそりと、
誰かにそっと寄り添えていることを願ってます。
何か取り留めのないことを書いてしまったけど
今日、同僚に「調子良さそうだね」って言われて、
嬉しかったのと同時に、色々考えたことでした。
孤独だけど、人の温かさも実感できる。
「それを知れたから病気になって良かった」
なんて、私は絶対に思えないけど、
周りに対する感謝の気持ちは、
人一倍持ち続けていきたいなと思います。
あ、コロナワクチン後のファイザーアーム、
やっと赤みが薄れてきました。
痛みも打った直後に比べれば半減してます。
今は首筋がものすごく痛い。
これは来月必ず、
かかりつけ医と主治医に相談しよう…