退院後3週目。
痛みは確実に落ち着いてるし、
寝返りや立つ・座るもスムーズになった。
この日は再診&病理検査の結果を聞きに、
2週間ぶりに大学病院へ。
術後、境界悪性とは聞いているけど、
術中迅速病理診断の精度は70~80%、
まだ確定してないので不安はあります。
いつものように高速を走らせて病院へ。
担当医枠で予約が入っているので、
あまり時間かからないかなと思ってたら、
結局2時間弱待ちました。
何か主治医に緊急事態?があった様子。
仕方ないけど、長かった…
「その後、体調はいかがです?」
「痛みはだいぶ和らいでるけど、発熱は退院後1週目とあまり変わらないです」
「うーん…とりあえず診察しましょう」
内診台って何度乗ってもそわそわ?する。
慣れたけど…慣れない。
・創部はきれいで問題ない。
もう留めてあるテープ剥がして大丈夫。
・内診も問題はなさそう。
・エコー見ると…ちょうど排卵の時期かな。
(←分かるのすご!) 下腹部痛はそのせいか…
どっかに炎症があるか…
結局、退院後からずっと続いている、
触ると痛い下腹部痛の原因は分からず。
生理のせいなのか、
何か他の原因があるのか…
でも血液検査や内診、エコーでも、
明らかな問題は見当たらないので、
やっぱり今回も様子見になる。うーん![]()
そして病名が確定しました。
“境界悪性卵巣腫瘍IC1期”
・病理検査の結果も境界悪性
・境界悪性も悪性腫瘍のひとつなので、
ステージというものがある
・腫瘍は右の卵巣のみにあったので、
本来はIA期というステージだった
・卵巣が大きくて(8cm強)、取り出す時に、
被膜破綻した結果、IC1期になった
よく調べてなかった私もダメなんだけど、
境界悪性にもステージがあることを
このとき初めて知って正直焦りました。
卵巣がんのステージに準ずるそうです。
主治医が話を続ける。
・腹水、腹腔内にがん細胞はなかった
・他にがんの所見もないので、
今の段階で化学療法はしなくて大丈夫
・今後は3ヶ月に一度のペースで
検査をして経過観察する
・再発率は極めて低いが絶対ではない
・仕事は復帰OKだけど、絶対に無理しない
・お風呂も入ってOK
・何か異変があればすぐに連絡すること
情報量がかなり多かったことに加えて、
“ステージ”という言葉が思いのほかショックで
あんまり話を覚えてないんだけど…
とりあえず化学療法はしないと聞いて安堵。
次は11月中旬に定期検診です。
3ヶ月という長い空白の時間に
やや不安になるけど…頑張ろう。
そして目の前に待ち構えているのは、
仕事の復帰、いつにするか問題…
