造影MRI | 卵巣腫瘍[境界悪性]を乗り越える!

卵巣腫瘍[境界悪性]を乗り越える!

2021年6月に卵巣腫瘍が見つかり、2021年8月 開腹手術にて右卵巣+付属器+大網切除。病理検査で「漿粘液性卵巣境界悪性IC1期」と診断。アラフォー独身、経過観察中。日々のあれこれを書いてます。

本日のメイン検査は造影MRI。

地元の病院でもやってるので緊張はなし。

 

病院に着いて受付を済ませ、

まずは呼吸器検査(肺活量チェック)に向かう。

これは卵巣腫瘍の検査というよりは、

手術時に正常呼吸が出来るかのチェック。

 

私、これめちゃくちゃ苦手…

どうにかこうにか、2回のリトライで済んだ。

技師さんが褒め上手なおじさまで助かった…

ほんとこの病院の方たち、

みんないい人ばっかり!

 

そしてもう慣れたもんで、

検査着に着替えてMRIへ。

 

が、イレギュラーがあったのか、

めちゃくちゃ時間が押してる。

15:00予約だったんだけど、

始まったのは結局16:00過ぎ。

MRIは超伝導で磁場がかかってるから、

もちろんスマホなんて持ち込めるはずもなく。

ただ座って待つという、

めちゃくちゃ暇な1時間を過ごしました…

 

前室では、CTの時と同じやりとり。

「喘息ありなので慎重にやりますね」

腕を折り曲げる関係で、

造影剤の点滴ルートは手の甲に取る。

これが…痛い。

私、痛みには強い方なんだけど痛かった。

手の甲の注射って何であんなに痛いの…

 

というわけでMRI検査開始。

以前の病院のものより明らかに立派そうな

機械に、おぉ~と思いつつ横になる。

(ちなみにMRIの値段は億単位ですよ)

ヘッドフォンの性能が良くないのか、

めっちゃうるさかった。ほぼ音楽聞こえず。

今回は息を吐いた状態で20秒止めるという

ミッションがあって、これが地味にツラい!

吐き切って20秒止めるって!

何度か諦めそうになったわ…

 

そしていよいよ造影剤注入。

息を吸って吐いて止めてを繰り返してると、

何か喉がおかしい…

気管が狭いというか、イガイガするというか…

あれ?おかしい?苦しい?

ってちょっと焦り始めたところで検査終了。

 

思わず咳き込むと、

看護師さんと技師さんがすっ飛んできた。

スムーズに起き上がれなくて、

支えてもらいながら台に座らされる。

「どこがおかしいですか?」

「苦しいですか?」

両脇を抱えられながら前室に連行されて、

常駐している先生も来る。

パパッと腕に血圧計を巻かれて、

脈診もする。明らかにさっきまでと違う声に、

喘息の発作という判定。

 

待機室に連れられてベッドに寝かされ、

パルスオキシメーター装着→20分ほど様子見。

これは本当にびっくりした。

喘息なんて大げさなんだよなぁって、

ずっと思ってきたけど、やっぱ危険なんだ。

 

20分くらい休んだら落ち着いたので、

次の検査へ行く許可が出ました。

 

本日最後の検査は、足の超音波エコー。

婦人科疾患は足に血栓ができやすいみたいで、

手術後、まれにその出来た血栓が、

肺に飛ぶこともあるんだとか(←超キケン)

なので事前に血液の流れや、

むくみチェックをするんだそうです。

 

これにて手術に必要な検査は全て終了。

次回は手術前診察(&入院説明)です。