最近の悩み事は(悩み事というほどじゃないけど…)、
ずばり断水

任地に赴任して2日目。
学校で断水になったとき、
「あ、ここ断水するんだ。」と気づいた

それから先月までの間には3~4回断水した。
一ヶ月に1回断水するかどうかくらいだったので、
「大したことじゃないか。」と思っていたけど、
この一週間ですでに3~4日断水した日があった!
それも、朝起きて「水が出ないなー」と思っていると昼には出て、
「あ、戻った!」と思うと夜にはシャワーが出ない。みたいな感じ。

今日はこわごわ洗濯機を回してみた。
やっぱり前より水の出が悪く、少し時間がかかった

水が出ないって不便だなーってわかりきったことを思いながら、
他国にいる同期隊員の生活を思い浮かべたりする。
たぶん、こんなに電気も水もインターネットも自由に使えているのは中国隊員くらい。
断水になると「困ったな…」となる反面、「協力隊っぽい!?」と思う(笑)。

前任者の報告書によると、近隣の工事の関係で断水するらしい。
冬季は停止していた工事が先週あたりからそこらじゅうで動き始めている。
これから夏に向けて断水が増えるかもしれない!!
断水対策。考えなきゃな。

最近、あるクラスでは授業後もよく女の子たちが教室に残って私と話をします
中学1年生なので日本語だけというわけにはいかないから、日本語と中国語を混ぜてコミュニケーションをとっています。

日本のことを聞かれたり、私自身のことを聞かれたり。
今日はある生徒が誕生日だったので、「ハッピーバースデー」を歌いました

そして、今日は考えさせられる一言をもらいました。
その一言とは、

「私たちのクラスはうるさいですか?うるさかったら、怒ってください。」

というもの。

確かに今日の授業では少し私語が目立つときがありました。
このクラス、基本的には落ち着いて授業を受けていますが。


私は授業中、生徒に静かにするよう強く言うことはほとんどありません。
それには、いくつか理由があります。

①日頃日本語で自由な発話をする機会が少ない生徒たちに、私の授業では「日本語で話したい!」と思った時に話してほしいから

②強く叱ることで、私に日本語で話しかけることに対し臆病になってほしくないから

③たまに私語が目立つような時は、私の授業の進め方に問題がある場合がほとんどで生徒のせいではないと思っているから

でも、私が強く注意しないせいで、落ち着いて授業に取り組んでいる生徒がほかの生徒のことを「うるさい」「邪魔されている」と感じるのであれば、それは大きな問題。授業への臨み方を改めないと。
まあ、今回「うるさいですか?」と聞いてきた生徒は、私のことを心配してという感じでしたが。

複数の生徒がいる授業で、どの生徒にも等しく満足できるような授業の方法なんてないのかもしれない。
でも、どの生徒にも「楽しく日本語を学べた!」と思ってほしくなってしまうのが本音。

きっと、この悩みはこれからずーっと、少なくとも残りの1年半は悩み続けることだと思います。
授業への臨み方を改めるなんて言っても、どう改めたらいいのかわからないのが正直なところ。
だから、1回1回振り返りながら進んでいくしかないんだろうな。

なんて、たまには真面目なことを書いてみました

と言って授業を始めたのが今朝の8:00
1時限目の開始時間です

通常、今日木曜日の私の授業は中学1年生を3コマ。
2・5・6限目にあります。

しかし今日は1限目に中学2年生の授業。
なぜ、こうなったのかというと…

ここ2・3日、配属先の学校では教育局からの通達でどの先生もいくつかの提出書類を抱えています。
それも退勤時間間際に「明日中に提出で。」とかって言われるほど急
そんな提出書類をやっと昨日出し終えた日本語科のL先生。
今朝になって日本語科主任のK先生から書類が一つ抜けていると言われパニックに

その結果、至急書類を作成し提出しなければならなくなったL先生は
『授業用のプリントとスライドを作ろう!』とPCをカタカタしていた私のもとへ。

私のデスクまで来るとワークブックをひろげて
「今日の授業はここをやります…」と話し始めました。

(なぜ、私に自分の授業予定を?もしや…)と嫌な予感がしていたら、まさに的中!
8:00に始まる授業を任された!今は7:55!!あと5分!!!

今までも急な授業内容の変更や授業の取りやめはあったけど、代打は初めて。
とはいえ、もはややるしかないのでワークブック片手に教室へ。

「あれ?今日って木曜だよね。。。」と不思議そうな生徒を前に
『今日は何月何日、何曜日ですか?』『今日の天気はどう?』と何食わぬ顔で授業を始めました。
L先生に言われた範囲はすぐに終わってしまい、あとはアドリブでしのぎ職員室へ。

戻ってきた私を見るや否や「私を助けてくれましたー!」と抱きつくL先生。

きっとあの40分間、私も必死だったけど、L先生もかなり必死だったんだろうな。

その後、3コマの授業をし、作文添削をし、来月の瀋陽市日本語弁論大会に向けた指導をし、休み時間もすべて返上したけど、朝8:00前に始めた授業用プリントとスライド作りは就業時間内に終わりませんでした(笑)。

最近は就業時間内に授業準備も終わらせられる日が続いていたので、こんなに忙しいと思ったのは久しぶりです。
来月には運営のお手伝いもする弁論大会があるし、そろそろ課外活動で希望者を対象とした日本語指導も始まるし、忙しくなりそうです!!

とりあえず、今はもらったどんぐりを食べながら一息つきます