今学期の初めは週に4コマというかなりゆるゆるな(?)コマ数だったのですが、10月からは中1の授業が始まり、そして先月半ばからは中1と中2の補習授業も担当することになって、結局去年度と同じ週10コマです。

で、その補習です。
補修なのでテストの点数が低めの生徒が対象
中1は10人。中2は15人。

毎回何をしようか、どうやったらわかりやすいのか、そんなことを考える時間が倍増で結構大変だし、
この補習が生徒たちの次のテストの点数にいい影響を与えるのかと聞かれたら…
正直、即座に「はい!」とは答えられないかもしれません

でも、やっぱり始めてよかったと思うのです。
生徒たちにはいろんな顔があって、授業によって輝く生徒も違って。
他の先生の授業の時に目立っている生徒もいれば、私の授業の時に活発な生徒もいる。
通常授業では大勢の中に埋もれてしまう子が、補習の時はいきいきしているのを見るとちょっと感激

補習は完全に私に任されているので、通常授業ではしづらいゲームを多く取り入れたり、たまには中国語で雑談したり、女の子ばっかの中1の補修クラスでは突然恋バナをしだしたり、結構自由にアットホームな時間になっています。
特に中1はひらがなも危うい生徒たちだけど、そんな生徒たちが「~って日本語で何?」とか興味を持って聞いてくれたり(質問は中国語でだけど笑)、「先生いつ日本に帰るの?帰らないで!」とか言われるともう可愛くて仕方がない

               (かるたではデパートも作れるけど、書くのはまだ厳しい…

補習を始めて約1か月。
今日の通常授業では補習クラスに入っているある女の子が誰よりも熱心に会話練習をしていました
補習をする前までは授業に興味がなさそうだったので、今日はそんな彼女がちょっと変わったのかなって思ったら、すっごく嬉しかったです
あ、でも、正確には変わったのは彼女じゃなくて、わたしと彼女の関係なのかもしれません。

実は補習については前々から考えていたのですが、生徒の授業時間や他の教科との兼ね合いもあって、ずっと言い出せなかったのです。
でも、勇気を出して提案してみてよかったと思った今日の授業でした。

さて、明日は総会のために北京に行きます。
授業時間を割いて行く今回の総会。
いろんなことをたーっくさん吸収してまた帰ってきてからの活動に生かしたいと思います!!