第10話 3代に渡るアツい想い | 父親に恵まれなかった僕が考える『カッコいい親父の背中』の作り方

父親に恵まれなかった僕が考える『カッコいい親父の背中』の作り方

借金を作って蒸発してしまった父親と
独特な教育論を持った母親と、
いつでも青春真っ盛りな僕がおりなすストーリーです(^^)

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【前回までのあらすじ】

相方「一緒にお笑いやろうぜ」
しぶしぶOKをしたのだが、相方の目標がデカすぎる…
相方「M-1グランプリ!」


しかし、M-1までの道は険しい。


一ヶ月半でプロに見せられるネタ作りする。
一週間で1000円を作り出す。
さらに一ヶ月で640円を作り出す。


お笑い未経験者。
お小遣いは1日250円の昼飯代のみ


虎の子の武器「チョコスティックパン(8本)」は
初日でごちそうさま。



残金:1100円
残日数:4日

決まったのは僕がボケ、相方がツッコミということだけ。



険しすぎる道のり…


だが


絶対にM-1取って
アイツを舞台上で泣かしたる!


第10話 3代に渡るアツい想い


大切な250円を万吉君に預けて、
飢男ノートを携えて学校へ向かう。


250円取られちゃったらどうしようかとの不安と、
相方と早く話したいという期待感。


いろいろな感情が混ざり合いながら、
電車に揺られてウトウト…


危うく寝過ごすところで飛び起きる。


普段は22時半に寝るのに、
4時近くまで起きていたので
眠くて当然なのです。。。


何とか遅刻せずに学校についても、
当然ながら授業はほぼ全部爆睡。。。
※絶対にマネしないでください(笑)


待ちに待った放課後となった。


相方「おう!おつかれ~」


飢男「おつかれ~。ネタ考えた~?」


相方「お、いいね~!やる気満々だね~」



相方「でも、今日はまずやりたいことがあるんだ。」


そういうと、相方の誘導で教室まで移動した。


そこには相方が文化祭でコンビを組んでいた
元相方の赤石(仮名)がいた。


相方「赤石、紹介するわ。俺の新しい相方。」


赤石「飢男だろ。知ってるよ。」



飢男「赤石君でしょ。俺も知ってる。」



相方「いや、そういうことじゃなくてさ」
相方「赤石の代わりにコンビ組むようになったってこと!」



赤石「いや、それも文化祭終わった時に聞いたし。」



飢男「その話してるとき、俺も横にいたし。」



相方「あ~…もういいわ。。。」


どうやら、僕が本気でM-1を目指し始めたことで
本当の意味でコンビになったとかそういうことを言いたかったらしい。


正直よくわからなかったけど、
赤石がいうにはそういうことらしい。。。


本当に日本語が苦手で、アツい男なんです。僕の相方。


赤石「で、コンビ名はどうすんの?」



飢男「まだ何にも決まってないんよ。今、ネタ作ってるとこ~」



相方「今日はその話で来たんだ。3代目、名乗っていい?」



赤石「別に俺の許可はいらんやろ~、好きにし~や。」


飢男「3代目ってなんよ。俺なんも聞いとらんよ?」


どうやら、先輩が去年文化祭で漫才したコンビ名を
相方と赤石が受け継いだとのことらしい。


で、僕に相談も何もなしに3代目として
そのコンビ名を受け継ごうって話。


飢男「で、そのコンビ名って何ていうの?」



相方・赤石「カイワレダイコン」



飢男「ダサいし意味わかんない…」


とはいえ、相方には何やら思い入れがあるらしく、
別の名前も思い浮かばないので、しぶしぶ承諾。


飢男「でも、3代目ってのは辞めていい?俺、先輩知らないし。」


相方「俺もそのつもり。M-1に出るのに、校内だけで終わった名前を継ぐ気はない。」


何度も言うけど、アツいけど日本語が苦手なんです。僕の相方。


めんどくさいからツッコまなかったけど、
名前は継ぐけど、○代目とかにはしないって意味だと思う。


赤石「で、ネタは考え中って言ってたけど、何かあんの?」


相方「ほとんど0だね~。今は芸人のネタ分析してるって感じ。」


赤石「そっか。じゃあ俺とのネタは使わんのやな。」


相方「飢男が絶対イヤって言ってた。」


赤石「じゃあ、途中のネタは見ない。TVで見るから絶対出ろよ。」


赤石は、相方とコンビ組むだけあって
見た目よりもとてもアツい男だった。


赤石「絶対決勝まで行けよ!新生カイワレダイコン!」


赤石のアツい想いも受け取って、
決意も新たに走りだした。


続きはWebで…(笑)



追伸


金曜日に、久々に相方と会ってきました。

と言っても夏休みに福岡で会ったばっかりですけどね…

なんというか、太ってました(笑)

そして、忘れかけていたネタを色々と聞きました♪

どうやら、思い出のアイテムは捨ててしまったとか

そんな悲しいエピソードもありました。。。

が、おかげ様で楽しい物語を書いていけると思います(^^)


それと、この物語についてですが、

爽やか路線で描いていこうと決めていたので

ちょっと端折ってるドロドロな部分はありますが、

基本的には盛らずに、実話そのままに書いてます♪

そのことで、「方言は?」ってご指摘をいただいたので

今日の記事から意味が分かる程度に出していってます。

意味がわからない部分があれば、いつでも言ってください(笑)




最後までお読みいただいて、
ありがとうございました♪

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