第7話 策士によるポジション決定 | 父親に恵まれなかった僕が考える『カッコいい親父の背中』の作り方

父親に恵まれなかった僕が考える『カッコいい親父の背中』の作り方

借金を作って蒸発してしまった父親と
独特な教育論を持った母親と、
いつでも青春真っ盛りな僕がおりなすストーリーです(^^)

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【前回までのあらすじ】

相方「一緒にお笑いやろうぜ」
しぶしぶOKをしたのだが、相方の目標がデカすぎる…


相方「M-1グランプリ!」


しかし、M-1までの道は険しい。


一ヶ月半でプロに見せられるネタ作りする。
一週間で1000円を作り出す。
さらに一ヶ月で640円を作り出す。



お笑い未経験者。
お小遣いは1日250円の昼飯代のみ


虎の子の武器「チョコスティックパン(8本)」は
初日でごちそうさま。


残金:1100円
残日数:4日


険しすぎる道のり…


だが


絶対にM-1取って
アイツを舞台上で泣かしたる!



第7話 策士によるポジション決定



相方の屈託ない笑顔を見たとき、
たかだか 1,000円で諦めようとした自分が情けなくなった。



お笑いなんてやったことないし、
ネタ番組をたくさん見ているわけでもない。



こんな僕が相方の足を引っ張らないためには
いったい何ができるんだろうか?



補習が終わって、相方のところに向かった。


相方「おう!補習おつかれ~♪」


飢男「ごめん、ネタ思い浮かばんかった~」


相方「だろうと思ったよ(笑)」



相方「まあ、俺の方は色々考えてみたよ」


そういうと、ルーズリーフを10枚くらいを
ドヤ顔で出してきた。


中を読んでみると、結構おもしろい!!



飢男「これ!ここの部分おもしろい!」


飢男「これもいい!とりあえずやってみたい!」

相方「ボケとツッコミどっちがいい?」

飢男「ボケかな?とりあえず交代で1回やってみよ~」




こんな感じで、さっきまでの不安はどこに行ったんだ?
というくらいの切り替え具合でネタ作りが始まった。



まずは、僕がツッコミでネタ合わせをしてみた。


すると突然、相方が残念そうな顔でこんなこと言ってくるんです。。。


相方「ごめん、正直に言っていい?」


飢男「え…うん、何?」


相方「テンポが悪い、テンション低い、トーンが一定」

相方「しゃべるの遅い、恥ずかしがるな、センスが無い」



…Σ(゜Д゜;)




相方「ごめん、言い過ぎたけど、飢男は絶対ボケが良い!」


飢男「……(半泣き)」


相方「とりあえずやってみようぜ!」



とりあえず、やってみた。


さっきと同じことを言われないように

テンポ良く、テンション高く、トーンの抑揚をつけて
しゃべりは早く、恥ずかしがらず。



…センスはわかんない(笑)



相方「うん、やっぱり飢男はボケやな!」


こんな感じで、上手いこと誘導されて、
僕はボケに決定した。


相方「で、ネタばらしな!」


相方「実はこのネタ、パクりなんよ…(笑) ネタは別で考えような(笑)」


相方が思った以上の策士だということが分かった瞬間でした。

後に確認したところ、ハナからツッコミをやる気だったとのこと(笑)


相方「ネタを作るために、これから毎晩動画見てきて!」


こうして、本格的にお笑いの勉強を始めることになった。



…続きはWebで(笑)



最後までお読みいただいて、
ありがとうございました♪

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