ご無沙汰しております。
すっかり冬眠をしてしまいました。
ぼやぼやしているうちに、我が横浜DeNAベイスターズは、オープン戦の単独首位に立っていました。
中畑監督が言っていた、最初から勝ちに拘るという野球が、ここのところできているようです。
オープン戦だからと言って、馬鹿にできません。
ここ数年、オープン戦ですらまともな成績を残せていなかったのですから、この首位独走は快挙と言えます。
冬眠から目覚めるべく、昨日(11日)の日曜日のオープン戦に出かけてきました。
新球団となって、初めて行われる横浜スタジアムでの試合。
この日が楽しみで仕方ありませんでした。
早起きして外野自由席の列に並びます。
既に場所取りシートがズラッと並んでいました。
あー、野球が始まるんだなあと嬉しくなります。
最近は外野の指定席で観る機会が多くなって、早くから自由席に並ぶ機会は少なくなりましたが、こうして開門を待っている時間も、楽しかったりするものです。
でもこの日の午前中は、今にも降りそうな雲に覆われて、とても寒かった。
待つこと2時間半。運のいいことに陽が射してきて、予定通り午前11時30分に開門。
オーナー会社は変われど、横浜スタジアムはいつもと変わらない景色で、僕たちを迎えてくれました。
この日の一塁側は、いっぱい埋まりました。
このオフ、ベイファンにとっては色々と大変だったけれど、これだけの人がこの日を心待ちにしていたんだなと、ちょっとウルウルきました。
そしてベイスターズは接戦を制し、見事に勝利を収めました。
幸先が良くて、素晴らしいです。
スクイズで決勝点を奪うあたり、セコイぜ野球の真骨頂ですね。
それでも、スタンドは大盛り上がりでした。
僕は、リーグ屈指とされる、荒波の足に、改めて魅せられました。
スクイズの決勝点も、彼の快足があってこそ。
貪欲に1点を奪う姿勢を、今シーズン通じて見せて欲しいと思います。
試合を見た感じでは、全く別のチームかと思うくらい、去年とは違う野球をしていました。
緻密で、泥臭いです。
これはひょっとすると、ひょっとして・・・ 最下位脱出? ぐらいはして欲しいです・・・
写真は、試合を中断して行われた、黙とうの直前のものです。
あの時から1年が経ちました。
試合前の挨拶で、福島県出身の中畑監督が言っていました。
「福島は、何一つ復興していません。それが現実です。」と。
1年前のあの日のことなんか思い出したくもないし、忙しかったりすると自分で精一杯になりがちだけれど、忘れてはいけないことが沢山あるなと思いました。
また新しい1年へ。これからも、できることは続けて行こうと思います。(石)