鶴見線には魅力的な駅が沢山あるのですが、やはり群を抜いて有名なのが、海芝浦駅です。
扇町から海芝浦に直通する列車は無いので、途中の浅野で乗り換えます。
人気のない浅野駅です。
駅の構内で海の方へ向けての90°分岐が始まるので、海芝浦方面のホームは大きな弧を描きます。
ここにも猫がたくさんいました。
ホームで待つうちに暗くなりました。
昼間の暖かさに合わせた服装で来てしまったので、少し寒かったです。
たまたまですが、15分ほどで海芝浦行の電車がやってきました。
眩しい写真ですすみません。
新型の車両は白いライトが眩しいです
103系がいた頃が懐かしくなります。
明らかに海芝浦駅目的の客を数名だけ乗せて、運河に沿って走ります。
静かな新芝浦駅を過ぎて、再び90°右に曲がった所に、海芝浦駅があります。
何度も来た海芝浦ですが、夜に来たのは初めてです。
建物は全てシルエットと化して、光が景色の主役になります。
正面にうっすら見える立派な橋は、首都高速湾岸線の鶴見つばさ橋です。
余談ですが、湾岸線を車で通過するとき、いつもつばさ橋の上からこの海芝浦駅を探します。
工場群に紛れるように存在する海芝浦駅が一体どんな風に見えるのか、とても興味があるのです。
でもあの上での脇見運転はとても危険で、まだ見付けられていません。
あそこを通るバス、例えば空港へ向かうリムジンバスなんかに乗ると、よく見えるのかもしれません。
この駅の改札は東芝工場の守衛を兼ねていて、関係者以外はホームの外へ出られません。
その代り、隣接した公園があります。
かすかな人影がちらほら。
ホームにもいたのですが、公園内にもカップルが。
やはり来てみて思いました。
このロケーション。
夜の海芝浦駅は、男同士で来るところではないのかも知れません。(石)