今宵も送るChatGPTとの共作昔話第7弾w
今回はなんと時代劇スペシャル!
いつものお約束! デジャヴュを感じたそこの貴方! きっと気のせ(以下ry)


 
第十九夜 『謎礼法w』 ChatGPT作 Take原案及び修正
 

時は江戸後期・・・
礼法こそが武士の嗜みとされ、作法を知らぬは野蛮人とさげすまれる時代。
 
 
とある藩邸の奥。礼法指南役の**堀田主膳(ほった しゅぜん)**は
それはそれは厳格で堅物と知られる男で、ゆえに藩主の信任も厚かった。
 
 
主膳の教えは本当に細やかだった。
新人の小姓たちに向かって、毎日のように声を張る。
「宴席にては、目上の者一人一人に挨拶しろ!」
「刀を室内に持ち込むなど言語道断!」
「新入りは入り口に近い末席に控えろ!」
「上座の盃が空けば即座に駆け寄りお酌せよ!」
むろん小姓が将来余所で恥をかかぬようにとの主膳なりの親心からなのだが、
それはもう小姑のごとき細かさ。
 
 
その中でも特に目を付けられたのが
若くして藩邸勤めになった小姓**喜助(きすけ)**だった。
 
 
ある日の稽古後、喜助は独りごちた。
「ったく、いちいち細けえ男だぜ……」
だが喜助は腹を立てるだけではなく、イタズラ心を抑えきれなかった。
 
 
 
🎭【第一のイタズラ:宴会での嘘礼法】
 
ある夜。
主膳の机に置かれていた愛読の礼法書に喜助はこっそり筆を走らせた。
 
 
「先が尖っている注ぎ口から酒を注ぐのは、
円(縁)の切れ目を招くため礼法違反なり。
逆に、注ぎ口の反対の丸いところから注ぐべし。」
 
 
数日後の藩邸の宴会。
 
 
藩主をはじめ有力家臣たちが居並ぶ席で主膳は意気揚々と注ぎに回る。
「殿、盃が空いてございます。」
 
 
しかし……
徳利をくるりと回し、注ぎ口をわざわざ上に向け、丸い口からトボトボと酒を垂らす。
 
 
藩主、よく分からぬ主膳の注ぎ方に思わず首を傾げた。
「……主膳、どうしたのだ?」
「ずいぶん妙な注ぎ方だな。」
 
 
主膳、額に汗。
「はっ……これは……円を……ええと、縁を……丸く……」
この古来の礼法に何の意味があるのか、自分でもよく分からず言葉に詰まる。
 
 
藩主は意味不明な主膳の所作に思わず苦笑しながら盃を置いた。
「主膳、少し疲れておるのだろう。」
「もうよい。今日はもう下がって休め。」
「ははっ  大変申し訳ありませぬ・・・」
喜助はその様子を襖の陰で見て、腹を抱えて笑っていたそうな。
 
 
 
 
🎭【第二のイタズラ:秘伝の礼法書の発見】
 
だが喜助のイタズラはここで止まらない。
 
 
ある日、主膳に古い蔵の掃除を命じられた喜助。
彼は埃まみれの箱を開けてわざとらしくおおっと声を上げた。
 
 
「おや……これは……!」
主膳が飛んでくる。
「何事だ、喜助!」
 
 
喜助は恭しく巻物を差し出す。
「主膳様、古き時代の箱の中に『藩祖様直筆の礼法書』なるものが……!」
 
 
主膳は目を輝かせた。
「な、なんとっ!!」
「ありがたやありがたや……これこそ丹念に熟読し是非とも後世に伝えねば!!」
 
 
しかしその巻物の中身は喜助が数夜かけて書き加えた怪しげな嘘礼法のオンパレードだった。
 
 
初まりこそそれっぽく
「我が家臣に告ぐ 礼に始まり礼に終わるは武士の道なり。」
などともっともらしい礼法が書かれていたのだが、
中盤に差し掛かる頃からだんだんと怪しげなものに変貌していく・・・
 
 
「始業前の出仕は『始(死)を早める』につながるため礼法違反。
たとえ相手を怒らせたとしても会合は遅れて行くのが肝要。」
 
 
「服を着るのは『福を切る』につながり礼法違反。
全裸に帯刀こそが腹に一物無きことを示す至誠の証。」
 
 
「主君と話すは『離す』に通ず。
貴殿は大恩ある主君と縁を切りたいとでも申すのか。当然に礼法違反。」
 
 
「部屋に入る時『失礼します』と言うは、
部屋の主に『これから礼を失します』と宣言するに等しき無礼なり。
たとえ相手が目上であっても無言で睨みつけて感謝の意を示すべし。
古来より言う。目は口ほどにものを言うと。」
 
 
「お返しはほどほどに?  何ともはや無礼千万!!
古来より『やられたらやり返せ、百倍返しだ』と申すもの。
故に相手からの行為に対しては全力で返報するべし。」
 
 
主膳は巻物を読み進めるたびに、顔を青くしたり赤くしたり。
「ほ、ほほう……流石は藩祖様……お言葉が深い……!!」
 
 
藩祖様の御心の深さを感じ、書を読み進めながら涙する主膳。
その様子を柱の陰で見守る喜助は腹を抱えて笑い転げていた。
 
 
 
🎭【第三幕:いざ実践!】
 
数日後、主膳は礼法書を何度も読み込み、すっかり信じ込んでしまっていた。
「……うおおっ  これこそが真の礼……!」
「藩祖様のあたたかき御心を、今こそ、このわしが体現せねば!!」
 
 
その日、月一の定例の会があり藩主は全家臣を大広間に招集した。
「時に誰か主膳を知っておるか?  だいぶ遅れてるようだが・・・」
堀田主膳の大幅な遅刻に定例の会をなかなか始められず苛立つ藩主。
 
 
家臣団がざわつく中、主膳が登場。
しかし、どこか様子がおかしい。
なぜなら服はおろか下帯すら一切身につけず、刀だけを腰に下げた全裸姿。
 
 
そのあまりの異様な主膳のいでたちに家臣たちが目を剥いた。
「しゅ、主膳殿……!?」
「なっ  ば、馬鹿な……!」
 
 
藩主、あまりに意味不明な主膳の所作に思わず目をむいて叫ぶ。
「主膳!!!  バカモノ  何をしておる!!  服を着ろっ!!!」
 
 
主膳、真剣そのものといった表情で着座。
「服を着るは“福を切る”  全裸に帯刀こそ腹に一物無きことを示す至誠の証……!」
そう  心の中で呟きながら・・・
 
 
藩主、ますます意味不明な主膳の所作に思わず顔を引きつらせる。
「こやつ……もしや乱心か!!?」
 
 
主膳、心の中で必死の弁明。
「ここでお言葉を返しては今は亡き藩祖の教えに反するゆえ・・・
さよう  主君に話しかけるは“離す”の意。
拙者はどこまでも尊敬する主君に忠義を尽くす。殿っ  相済みません……」
主膳は心の中で必死に謝りながら、藩主をギロリと睨みつけた。
 
 
家臣たち、どよめく。
 
 
藩主、叛意を示しているとしか思えない主膳の態度に、
苛立ちどころか、もはや殺気も隠そうとせず更に問う。
「……主膳よ  それでは埒が明かぬ。余に何か不満でもあるのか?
黙ってないで遠慮なく申せっ!  ただ返答次第では・・・」
 
 
いつまでたっても一言も発さない主膳に、藩主もついに堪忍袋の緒が切れ、
とうとう腰の太刀に手をかけ切りかかった。
 
 
主膳、藩祖様の最後の教えを脳裏に響かせる。
「“やられたらやり返せ、百倍返しだ”……!」
 
 
主膳、咆哮。
「御意!!  主君の攻めに全力で返報してこそ至高の礼法!!!」
次の瞬間、抜刀。
 
 
「殿ぉぉぉぉぉ!!!  拙者はあ  拙者はああああぁぁ!!!」
藩主、あまりに意味不明な主膳の乱心に思わず慌てて応戦する。
 
 
そして斬り結ぶ刀光・・・
 
 
もはや家臣たち、阿鼻叫喚。
「さっさと止めよ!!」
「この無礼者っ!!」
「主膳乱心っ!  叩っ斬れっ!!」
 
 
主膳は必死に打ち込もうとするも、
あっという間に殿の護衛たちに囲まれ、組み伏せられる。
 
 
血の気を失った藩主が意味不明な主膳の所作に思わず叫ぶ。
「こ、こやつ……!  本当に乱心するとは……!!」
 
 
主膳、組み伏せられながらなお目を剥いて叫ぶ。
「礼法違反は断じて許さぬ!!」
「やられたらやり返せっ! 百倍返しこそが礼法の極意……!!」
主膳はとうとう護衛に押さえ込まれ、お縄をかけられた。
 
 
藩主は激怒して主膳に告げた。
「主膳よ。もはや言い訳無用。
貴様には "武士にとって最高の礼法" である切腹すら認めぬ。
よって即刻打ち首を申しつける!!」
 
 
主膳、なおも血走った目で笑う。
「……これぞ、我が礼法の道……!」
縄目を打たれたまま刑場へと連行される主膳。
 
 
喜助が遠巻きに見守りながら、ポツリ。
「あーあっ  まさかあの冗談を真に受けるとはなあ……」
 
 
太鼓が鳴り響く中、首が落ちた・・・
 
 
(著者コメント)
うーむ  げに恐ろしきは  謎マ・・・ゲフンゲフン  謎礼法w
何故そのマ・・・ゲフンゲフン  礼法があるのか、少しは考えましょうw
 



 
第二十夜 『直ちに処刑すべきは無能な働き者』 ChatGPT作 Take原案及び修正
 

時は幕末。
黒船が来て、漢語とも蘭語ともつかぬ異国の言葉が街中に飛び交い
国中が開国か攘夷かで揺れていた頃の話・・・
 
 
江戸のとある藩邸。
襖を開けると、書付や決裁願いが山積みの御用部屋。
中央に座すは家老見習補佐心得・窓際備中守(まどぎわびっちゅうのかみ)。
 
 
(著者注) 何故"家老"ではなく、このような長ったらしい肩書き?
たしかに組織内では最年長ではあるものの、実務能力はまるでなく、
「うーん」と言うだけのやってるフリが得意技w
二言目には「ワシの若い頃は…」と自慢話が延々と続くw
上役の藩主にはヨイショを欠かさず、部下の稟議は「前例がない」の一言で潰す。
もちろん山積みの書類は全て"決裁保留"の朱書きの印が押された未決の山w
当然、若き藩主もこの問題について気が付いてはいるものの、
何分先代からの股肱の臣のため、どうにも口が出せない。
で、問題の棚上げと政治的妥協の産物がこの謎ポジ肩書きw
でもあまりに長ったらしく書くのが面倒なので、以下ウソを承知で"家老"と記すw
 
 
とある日の午後3時過ぎ。今日も家老の書斎にはのんびりとした時間が流れる。
「おお もう申の刻か 時の経つのも早いのぅ……どれ 茶の時間にするか」
 
 
家老は白髪を撫でつけ、煙管(きせる)をくゆらせ、目を細める。
「……ふむ、今日の決裁も"保留"じゃ」
 
 
そこへ勢いよく襖をガラリと開け放つのは
異国風の混じった羽織を着込んだ若侍、乙之介(おつのすけ)。
 
 
派手な色合い、帯には英字の飾り紐。
手には近頃はやりの "ハウ トゥ スペァク エゲレス" と書かれた洋書と筆記帳。
 
 
乙之介、ドヤ顔で大声を張る。
「家老様!! 我が藩もイノベーションを進めるべきにござりまする!!」
 
 
家老、片眉を上げる。
「……イノ、何じゃと?」
 
 
乙之介、得意満面。
「藩政にコミュニケーションを導入し、横串を刺してイシューを整理し、
パッションを醸成しつつアジャイルにイノベーションを推進いたします!!」
 
 
家老、煙管を置く。
「お前、和漢の書物は読んだのか?」
 
 
乙之介、胸を張る。
「漢文? ヘイ マイボス ノンノン 古い古い 時代はメリケンエゲレスですよ」
「ですから英書は完読しました!!」
「パブリックコメントを募り、オープンガバメントをリアライズいたしましょう!」
 
 
家老、目を閉じる。
「……時節がら開国はやむなし。だがこやつの脳みそはどうなっておるのじゃ?」
 
 
しかし乙之介は止まらない。
「まずはウォリアー(藩士)全員参加型アイデアソンを開催!!
ダイバースなウォリアーのパッションをクリエイトして
サステナブルなビジョンをシェアいたします!!」
 
 
家老、まるで物の怪にでも遭遇したかのように目を細める。
「……で、乙之介殿、要するに何をしたいんじゃ?」
 
 
乙之介、キラリと笑って抜き身のように言う。
「まだディテールは決めておりませぬ!!
でもコンクルージョンを出さぬことこそがイノベーション!!」
 
 
家老、机をトントン。
「ふむ 何をしたいのかさっぱり分からんが……しかして、予算は?」
 
 
乙之介、即答。
「五千両で!!」
 
 
家老、絶句。
「ぶっ 五千両じゃとっ? かような大金 いったい何に使うじゃ?」
 
 
乙之介、夢見る目で。
「ヤングメーンのドリームをパシュウするためでございます!!」
 
 
書斎の空気が凍った。
しばし沈黙の後、家老は煙管をくゆらせ、低い声。
「……通らぬ。」
 
 
乙之介、むくれる。
「家老殿! だからこの国は遅れるのです!!
そう 時代はイノベーションを求めているっ!!」
 
 
家老、ため息を吐きながら一言。
「乙之介殿……では、そのイノベーションとやらで、せめて稟議くらいは書け。」
 
 
乙之介は悔しげに襖を乱暴に閉めて出ていく。
門を出るやいなや、仲間に自慢げ。
「ヘイブラザー 今日も有能なミーが旧世代の老害どもに
イノベーションのネセシチを突きつけてやったぜ!!
さて ネクストアサインメント でもリサーチするか!!」
 
 
その頃、家老は煙管を置き、再び未決の稟議書の山を見つめながら呟いた。
「かつて海の向こうの奈破翁かく申しけり……
直ちに斬り捨てるべきは無能な働き者……か
まっこと よう言ったものよ   これはいよいよ覚悟を決めねばイカンのかもな……」
 



 
第二十一夜 『五十歩百歩w』 ChatGPT作 Take原案及び修正
 

時は幕末。
江戸の某藩邸、今日も御用部屋は書付の山。
ある晴れた昼下がり、煙管(きせる)をくゆらせ、暇そうに座るは
我らが家老見習補佐心得・窓際備中守(まどぎわびっちゅうのかみ)。
 
 
そこへ颯爽と襖をガラリと開け、勢いよく現れるは
異国風の羽織をまとった若侍、乙之介(おつのすけ)。
帯には「YOUNG DREAMS」と刺繍された謎の飾り紐。
手には得意げに抱えた巻物。
 
 
乙之介、大声で。
「家老様!! ついに完成いたしました!!」
「ネオ藩政イノベーションプランの稟議書でございます!!」
 
 
家老、眠そうに目を開ける。
「……おお、出来たか。では読め。」
 
 
乙之介、得意満面で手にした稟議書を元気に朗読。
 
 
タイトル:ネオ藩政イノベーションプラン 1854 Edition
ミッション:
    ウォームハートなヤングメーンのドリームをパシュウするため、
    ウォリアー(藩士)のパッションを醸成しつつダイバーシティを推進、
    コミュニケーションをエンハンスしつつオープンガバメントをリアライズ
施策①:アイデアソン開催によるウォリアー間のケミストリーの最大化
施策②:パブリクコメント収集でアジャイルなディスカッションをファシリテート
施策③:アンラーンを通じたレガシー撲滅
予算:1万両
 
 
家老、訳の分からない内容と最後に書かれた金額に思わず煙管を落としてポカーン。
「……おい、最後に何と申した?」
 
 
乙之介、胸を張る。
「予算は1万両でございます!!」
「ヤングメーンのドリームをパシュウするため!!」
 
 
家老、眉間を揉む。
「……ほう。以前申した五千両では足らぬのか?」
 
 
乙之介、キラキラした目。
「家老様  ヤングメーンのドリームはいつだって片手では収まりきらぬもの!!」
 
 
(こやつ 本当にいっぺん斬り捨てたろか・・・)
 
 
家老、内心の苛立ちを押し殺し、無言で稟議書を手にとって細かく目を走らせる。
「……ふむ、ここ“パブリック”の“ッ”が抜けておるな。」
 
 
乙之介、思わずずっこけそうになる。
「問題  そこですかっ?」
 
 
家老、いたって真顔。
「いや  大事な箇所じゃ。あまりに間抜けに見える。稟議を通したくば書き直せ。」
乙之介、渋々修正して再提出。
 
 
家老、また読み込む。
「……“アンラーン”の“ー”が長い。もうちょい控えめに。」
乙之介、イライラしつつ修正。
 
家老、最終確認。
「まだじゃ……“ディスカッション”の“カ”がちょっと大きすぎるのぅ・・・」
乙之介、歯ぎしりしながら書き直し。
 
 
こんなおかしな稟議を殿に持っていったら、いったいどんな小言を言われるか?
最悪、このワシがバッサリ斬り捨てられかねん・・・
家老、何とか決裁すまいと必死になって「てにをは」修正を求め抵抗するが、
彼の頭ではとうとう指摘事項もなくなり、いかにも顔で深く頷く。
(↑他にもっとツッコミどころは山ほどあるだろ?という真っ当なご指摘は却下しますw)
 
 
「……よし、"てにをは"は問題ない。通す。」
"決裁完了"の朱印をポン。
 
 
乙之介、歓声。
「おお!! これで我が藩もファンタスティックに変わりますぞ!!」
 
 
家老、煙管をくゆらせ。
「ふむ  何が変わるかさっぱり分からんが……まあよかろう。」
 
 
📜数日後、藩主の執務室
上司の藩主、今朝ほど家老見習補佐心得が持ちこんだ巻物を開き読み始める。
が、読み進めるにしたがい、藩主の眉が徐々に不機嫌に吊り上がていく。
 
 
「なっ……パッションを醸成……コミュニケーションをエンハンス……
オープンガバメント……???  いったい  何じゃあっ  これはああぁぁっ?」
 
 
さらに読み進め、目を剥く。
「なぬっ?  予算1万両っっっ!!??   奴等、気は確かかっっっ??」
 
 
藩主、ついに堪忍袋の緒がブチ切れ、雷鳴のような声をあげる。
「窓際家老見習補佐心得っ!  それに乙之介っ!  直ちにここへ参れっ!!」
 
 
家老と乙之介、顔面蒼白で御用部屋を飛び出し廊下を走って駆けつけた。
 
 
藩主、怒声。
「何を考えておるのだ!!」
「この“ウォームハートなヤングメーンのドリーム”とは何じゃ!!」
「そもそも1万両もの大金を使って具体的に何をするつもりじゃっ!!」
 
 
乙之介、小声で。
「み、みんなで話し合います……」
 
 
藩主、さらに声を張り上げる。
「乙之介、話し合いに1万両とはどういう道理じゃっ! 我が藩の1年分の予算じゃぞっっ!!」
 
 
乙之介、必死で。
「……結論を出さぬことこそイノベーション!!」
 
 
藩主、頭を抱える。
「乙之介っ!  まだ申すか?  このたわけがっっ!!」
「家老も家老じゃ  何故かような稟議を通したっ?  おぬしの目は節穴かっ?」
 
 
上司の藩主のあまりの剣幕に、家老、直ちにその場で平伏し震えながら言い訳する。
「畏れながら  殿……“てにをは”は完璧に直してございます……」
 
 
藩主、あまりにピンボケした家老の言い訳に、怒りのあまり頭をかきむしる。
「今、そんなことはどうでもよいわっっ!!」
 
 
残念ながら二人ともあまり頭のいい方ではなく、
藩主がいったい何に激怒しているのかさっぱり分からずに、
ただひたすら頭を地べたに擦りつけて見苦しく言い訳し続けるばかり・
 
・・
「ですが殿  ワシはもう年老いすぎて南蛮由来の言葉はよぉ分からず
 せめて文章の「てにをは」だけはしっかりさせようとゴニョゴニョ・・・」
「殿はヤングメーンのドリームにはアグリーいただけぬのですか・・・」
 
 
(ダメだこりゃ……揃いも揃って"五十歩百歩"とはよく言ったものじゃ……)
 
 
藩主、冷たく吐き捨てる。
Shut Up You Bastards! I'll make you commit HARAKIRI if U make a racket anymore!!
 
 
これも激動の幕末の一風景  大変おあとがよろしいようでw
 
 
(問題)
最後の殿の一言  翻訳してみましょう!
ただし、あなたのお子様には教えない方がいいかも知れませんw