映画『レプリカント』 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画『レプリカント』

原題:Replicant
思いのほか面白いね、クローン人間で姿かたちが同じなのはともかくテレパシーで考えや行動まで読めちゃうというのはいささか滑稽でさえあるが、興味深い
Replicant replicant
ギャロット(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)は凶悪連続殺人犯、子持ちの母親を狙い惨殺するのは幼い頃の母から受けた虐待が原因のようだ。犯人を追う刑事のジェイク(マイケル・ルーカー)は捜査に疲れ果て辞職を決意するが、そこに現れるのが国家安全保障局が秘密裏に研究したレプリカント(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)、文字通りに凶悪犯のレプリカなのだが、こちらは生れたばかりの純粋無垢、悪玉と善玉の二人を対決させようというわけだ。
この映画、アクションもハードで、見所はやはり一人二役のヴァン・ダムによる対決シーンだと思うけど、犯人ギャロットと元刑事ジェイクとレプリカントの3人の微妙な人間関係あるいは心理状態が繊細に描かれているようで興味をそそられる。レプリカントと娼婦とのふれあいも面白い、殺し文句はジェイクの母が言うセリフ、周りの人間の扱い方によって人間は変わるってことかな・・終わり方はありがちだけど続編を意識させているね・・。(2/19wowow)  レプリカント