映画「運命じゃない人」 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画「運命じゃない人」

ユーロスペース 中村靖日 霧島れいか

ユーロスペースのように狭くて小さい映画館は席によって、アタック25のパネル状態だ。今年のカンヌで脚本賞を受賞し、評判も悪くはなかったこの映画。ある夜の出来事に関わる5人の人々、その同じ夜の同じ舞台なのだが、時間を戻して、また別の人の視点で、まるで別の物語が展開される。

不幸を背負いながらもいい人に思えた桑田真紀(霧島れいか)は、隠されていた現金を見つけて持ち逃げするし、結局のところ気のいい善人は宮田武(中村靖日)一人だった。全体的な感想としては、サスペンスでもなく、ラブストーリーでもなく、悪くはないけど、中途半端な映画だなと感じた。なんだかエンディングがスッキリしないね。

tv asahiアナウンサーズ:映画『運命じゃない人』を観て来ました