北欧のおじさん達 「トナカイと共に去りぬ!」
ちょっと言ってみたかった。

そんなクリスマスの浮かれ気分で寝ている時に
北欧系の顔立ちがめちゃくちゃ綺麗な金髪外国人お姉さんが
片手を上げて「止まって! なぜ止まらないの!?」って
各駅しか止まらない駅のホームで、電車をヒッチハイクしようとしている夢を見た。

教えてあげればよかったと後悔したクリスマスナイト。
今年も頑張ってたんですよ、仕事。
そしたらね、フッと振り返ったら、いる。請求書。
すぐ後ろにいたんですよ。
あー、こりゃヤバイかなーって、すぐさま経理に謝罪。

なんだろーなー おかしーなーって。

横を見たら手を繋いで歩いていたはずの見積書が、知らないうちに増えていて、嫌だなぁ~怖いなぁ~って思っていたら、提出期限がね、昨日までだったんですよ。

勇気を出してもう一回振り返ってみたら、さっきまで笑顔で話してた経理の人がね、別人のような真顔だったんです。
iPhoneアプリでドラクエ1をやってる。
冷静に考えてみると外歩いてて「がいこつ」がスッて現れたら結構怖い。
勇者も全力で倒しにかかって、やっつけたとか言ってるし。
強靭なフィジカルとメンタルだ。

メキシコのスラム街でもこんな状況無いと思う。
まぁメキシコ行ったことないけど。
12月は量産型北欧のおじさんがそこら中で「ウェハハハハ」とか言う季節だ。
寒いのに大変ですね。
テレビでもここぞとばかりにクリスマスソングが流れるのだが、最近ある間違えを指摘された。
ケンタのCMを
「クリスマスが今年もやってくる~ 楽しかった出来事を消し去るように~」って。
これじゃクリスマスがものすごいトラウマになってる人の歌だ。

指摘されてからちょっと間違えてたシリーズが結構あることに気付いた。
山口百恵の「馬鹿にしないでよ~ジャカジャン」って歌を
「馬鹿にしないでよ~ こっちのせいよ~」って。
相手の人びっくりしたと思う。「ちょっと待って Play Back, Play Back」言うてるし。
そりゃ言うわ。
翼をくださいを「悲しみのない自由な空へ 翼ばたつかせ~行きたい~」って。
もう必死。ばたつかせてるからね。バサバサ~言うてね。

思い出そうとすればまだまだ出てきそうだ。
もはやちょっとじゃなくて、完全に間違えてる。

あの頃は輝いていた…
そんな高校時代の友人の話し。

はっきり言って高校生は暇である。
マックかサイゼリヤに集合し、性について熱く討論するという毎日を送っていた。
大人になった今だからこそ思うが、あんなに時間に余裕がある生活が当たり前と思っていた自分を全力で引っ叩きたい。

だが高校3年生にもなると大学や就職など、卒業後の話しがメインになってくる。
そんな中で
「人生は流れなんだよ。俺は流れに任せるね。
桃太郎だって流されてたらじじぃとばばぁに拾われてうまいことやったじゃん。」
と、ちょっと何言ってるかわからない友人がいた。

そんな彼にも夢があった。
世界中を旅することである。
だが彼の英語力は絶望的だった。
高校3年生の受験シーズンに「He is taller than I」を初めて和訳できるようになるレベルだ。
それ中学で習うやつじゃん…ってなったのを今でも鮮明に思い出す。

彼の戦力は圧倒的に低い。
素手でヒョードルに挑むようなもんだ。
いや、武器持ってもヒョードルは厳しいなー
というかこの例えは間違ってないか?

そんなわけのわからないことを考えていると、
他の友人達が問い掛けた。
「世界中を旅するとなると英語は必須なんじゃないか?」と。
彼はニヤリと笑って自信満々にこう答えた。


「ヨーロッパ語は話せる気がするから大丈夫!」


うん。
何か色々言いたいことはあったのだがそれしか言えなかった。
彼は今でも日本語しか扱えないがたくましく生活している。