さて。

 

ボクのクルマ遍歴、二台めの話。

 

 

最初の愛車、スズキ・アルトワークスから乗り換えました。

 

1993年~2001年。

「ニッサン・プリメーラ 2.0T4」(P10型)。

 

1992年頃、親から「そろそろ普通車に買い替えたら?」との提案。と言ってもおカネは出してくれるわけでもなし(笑) ちょうど新車1台くらい買える貯金はあったので(実は「スバル360」を買おうと密かに貯金をしてまして・・・)、提案を受け入れて新車の普通車を買うこととしました。

     

候補はこのあたり。パルサーGTI-R、スカイラインGTS、ブルーバードSSS、プリメーラ、ユーノス500、ギャランVR-4。ニッサン車が多いのは、近所にあるクルマ屋さんがニッサンということから。マツダと三菱は近所にディーラーがないのでパス。このなかから、ブルーバードSSS、パルサーGTI-R、スカイラインGTS、プリメーラに絞り込む。

 

ブルーバードは「尻下がり」がやっぱしかっちょ悪いのでパス。スカイラインは友達が同時期に買ったのでパス(笑) パルサーGTI-Rに決まりかかったのだけど、ディーラーの方から「アレはオーバーヒートがひどいから止めた方がいい」とまさかのダメ出し。結局、まだブランド的に新しい、比較的まだ誰も乗っていない(?)「プリメーラ」を薦められ、それにしました。

 

プリメーラ。まるでオペル・ベクトラを思わせる、実にドイツっぽいデザイン。自動車雑誌でも妙に評判がいい。2リッターでセダンで4WDもある。いいことだらけ。親父の評判も良く、いいクルマと出会いました。

 

 

※写真は引用です

 

今までで一番クルマに金かけた時代でした(笑) 納車時に、スカイラインGT-R風のフロントグリル装着し、リアスポイラーもNISMOの高さのあるウイングを付けました。MOMOのステアリングにアペックスiのマフラー、ボーベットタイプCのアルミホイール・・・などなど。そうそう、PIAAのプロジェクターフォグ、フィアムのエアホーンとかも付けましたねぇ。輸出仕様のリアフォグも付けたけど、「眩しい」と怒られたりしてね。

 

このクルマで一番恥ずかしい思いをしたのは厳寒期、純正フォグと後付けのプロジェクターフォグ両方点灯させて、リアデフォッガーも入れていて、走行中バッテリーが上がって突然死したこと。知り合いのバンドメンバーからクルマを借りてなんとか家にたどり着いたことですかねぇ。

 

さて。

 

そんなプリメーラもだいぶ経った1999年。プリメーラにも飽きてきた、というワケでもないのですが、チラチラと他のクルマが気になってきて。

 

「アルファロメオ156」です。日本導入も決まり、「いいクルマだよなぁ・・・」と横目で見始めるようになって。同時にプリメーラの新型モデルも気になってきて・・・しかし・・・

 

・・・んー。どうしたものか。

 

そうこうしているうちに、2000年の冬から春にかけて、集中力が色々と欠けていたのか、やたら接触事故・物損事故が増えてきて、外装がボロボロになったプリメーラ。直す気もなくなり、急激にプリメーラへの愛着が薄れてきて。あわせて2001年に入ると仕事のミスやら何やらで精神的にも落ち込んで。いろいろついていないことが続いたので「何か運気を変えたい」「気分転換」とまずは「クルマを変えてみよう」ということで、あと少しで10年になるプリメーラから「次のクルマ」へ乗り換えることとしました。それはまた次回に。

 

余談。プリメーラを買うにあたり、とにかく貯金するために極力お金を使わないようにしました。死に物狂いでお金を貯めました。弁当はほか弁の「のり弁」、事務所の飲み会も割り勘出すのも嫌だと不参加としたり。あまりの「守銭奴」ぶりに、ある日先輩からついには「そんなに金に汚いと人間性が疑われて友達が減るぞ」と苦言を呈されてしまいました。「モノには程度」があるんだな、と反省しました。

 

では、次に続きます。股に手。