さて。実に久しぶりのThe Roosters(Z)関連の話題。
ルースターズ関連の音源を探してたまたまYouTubeを何気なく漁っていたらなんと、なんとあの「石井聰互&バチラスアーミープロジェクト」の音源がupされてて。
バチラスアーミープロジェクト。詳しくは知りませんが、映画監督の石井聰互が映画「アジアの逆襲」のサントラ用に組んだロックバンドだったかと。ルースターズの下山淳がデビュー(?)というか、音楽キャリアをスタートさせたバンドだったと聞いております。メンバー構成は一応、石井聰互(Vo.)、下山淳(Gt.)、ヤンジ(Bs.)、郷森信広(Dr.)のようです。
で、「アジアの逆襲」サントラには参加ミュージシャンとして、花田裕之、井上富雄、池畑潤二、安藤広一。その他、柴山俊之、小林克也、柏木省三の名がクレジットされています。
収録曲はこんな感じ。
①アジアの壊滅 (石井聰亙/バチラス・アーミー・プロジェクト)
②機能障害 (石井聰亙・福屋芝美/ヤンジ)
③BE BLOOD MY BEAT (石井聰亙/バチラス・アーミー・プロジェクト)
④GO STREET, DO FIGHT (石井聰亙/バチラス・アーミー・プロジェクト)
⑤アジアの怒り (White Blood Man) (石井聰亙/バチラス・アーミー・プロジェクト)
⑥アジアの逆襲 (石井聰亙/バチラス・アーミー・プロジェクト)
⑦人間以上 (石井聰亙/井上富雄)
side B (Japan side)
①BACKSTREET GANGSTARS -BATTLE THE CITY (石井聰亙/花田裕之)
②ザ・ビタミン・バイブル (石井聰亙・中井御夏子/ヤンジ)
③連鎖反応 (石井聰亙/ヤンジ)
④情性欠如 (石井聰亙/ヤンジ)
⑤タントラ (柏木省三・安藤広一)
②機能障害 (石井聰亙・福屋芝美/ヤンジ)
③BE BLOOD MY BEAT (石井聰亙/バチラス・アーミー・プロジェクト)
④GO STREET, DO FIGHT (石井聰亙/バチラス・アーミー・プロジェクト)
⑤アジアの怒り (White Blood Man) (石井聰亙/バチラス・アーミー・プロジェクト)
⑥アジアの逆襲 (石井聰亙/バチラス・アーミー・プロジェクト)
⑦人間以上 (石井聰亙/井上富雄)
side B (Japan side)
①BACKSTREET GANGSTARS -BATTLE THE CITY (石井聰亙/花田裕之)
②ザ・ビタミン・バイブル (石井聰亙・中井御夏子/ヤンジ)
③連鎖反応 (石井聰亙/ヤンジ)
④情性欠如 (石井聰亙/ヤンジ)
⑤タントラ (柏木省三・安藤広一)
ヤンジ、というベースの方の曲が目立つが。バチラスアーミーP名義の曲が下山淳の曲かな、とふと思ったり。
映画「アジアの逆襲」はDVDで発売になっておりまして、「ルースターズのメンバーが関わっているなら買わなきゃならんべ」と買っては見ました。見てみました。
映画そのものは正直・・・うーん(笑) グロい。
しかも、劇中BGMに違和感があり、よくよくDVD解説を見ると、当時のオリジナルではなく、音楽や音響、画面構成等「リミックス」した版とのこと。つまり肝心のバチラスアーミーPのサントラは「音楽が差し替えられている」とのこと。ちとがっかり・・・
バチラスアーミーPのアルバムを諦められない。ついに買っちゃいましたよ。
石井監督のDVD-BOX。実はこれに復刻版のバチラスアーミーPのサントラCDが付属している、という。
30000円近い大金はたいて買いましたわよ、ええ。
さて。
バチラスアーミーPが組まれた1983年当時、というと、ちょうどルースターズは大江慎也抜きで「1984」という別名で活動している時期。池畑潤二がルースターズから脱退するかしないかの時期だったかと。アルバム「アジアの逆襲」では1984がまるまる参加している様子。何かで見ましたが、「アジアの逆襲」に関しては音楽は1984名義でもよかったのですが、1984に下山淳が参加したことで、1984とは別仕立てで「バチラスアーミープロジェクト」と名付けたとか何とか。下山淳のデビュー音源でもあり(?)、また下山淳とルースターズが出会う「歴史的な(?)」アルバム、とも言えます。割とルースターズの歴史を語る上では重要なはずですが、なかなか日の目を見ないのは残念だな、とは思いました。
CDはまだ聴いていませんので、じっくり聴いてからまた書き込みたいとは思います。
では、股にて。