はぃどーもこんばんわ。7月ともなるとさすがに暑くなってきました。



 

 さて。



 

 今回は八戸市までお買い物のついでに、こちらの旧道散策に逝ってまいりました。


 久慈市と洋野町(旧・種市町)との境界にかかる「桑畑橋」の旧国道です。

 


 

 「桑畑橋」。1969年3月竣工のようです(アタシと同い年ですな。笑)。深い谷の上に架かっています。非常に細くて歩道もなく、少し怖い橋です。橋の前後が急カーブだったり、長い急こう配の直線だったりと、線形が良くないせいか、冬期間にはよくスリップ事故等が多発するようです(夏は夏で、「やませ」による視界不良のためにこれまた事故が多い、とも聞きます)。

 

 そのせいもあってか、ここは事故にあった人の霊が出る、とか、自殺の名所だ、などと有難くない話をよく耳にしますが・・・


 こんな看板があると、なんとなく本当の話っぽい感じもしますね。

 


 これは開通当時の桑畑橋の写真です。ものすごい人出ですねΣ(・ω・ノ)ノ! いかにこの橋の完成が待ち遠しかったかがわかる写真です。



 

 でだ。

 

 

 実は数年前からここの旧道には興味があったのですが、今回のレポが旧国道だったという確証はありません(;^_^A

 

 いつだったか、ウチのジャズバンドの飲み会の時にたまたま旧道の話になって、その際メンバーから、

 

 「桑畑橋の旧国道は確か砂利道で、途中踏切があったったー気がしたったーなぁ」

 

 という情報を得ていました。以後なかなか現地に逝く機会がなかったのですが、今回やっと探索することができました。


 

 さっそく、逝ってみましょうp(^-^)q

 


 

 現国道との分岐点。メンバーからの情報である「踏切」を渡る道は多分これしかなさそうだ。


 

 ちょっとした集落を過ぎると道は鬱蒼とした森に入っていく。

 付近にあった標識。「何か」がここで解除されたんでしょうね。何だろ?


 

 情報どおり、道は無舗装のダート道に。ただし、通行はある程度ある様子。タイヤのあともしっかりと(ま、前後に集落があるので、普通に生活道路として使っているんでしょうね)。


 初めて現れたガードレール。しかし画面右にも道がある。少々気になるが・・・。


 

 で、このカーブを曲がると・・・


 おぅ! これはすっかり珍しくなった「警笛ならせ」の標識でわないか。しかもだ・・・

 


 

 「踏切」発見。確かに情報どおり踏切がありました。しかも踏切のすぐ先には・・・

 

 なんと。こんなのも残っていました。どうもここが旧国道で間違いなさそうですね。


 来た方向を見る。ダート区間はこの踏切までで、ここから北方向はまた舗装が復活してます。

 

 

 踏切のあたりを少し見回す。廃屋が数件見られます。

 古い看板。はっきり見えませんが「久慈精神病院 久慈市門前」と読めました。現・「北リアス病院」の前身でしょうか? 詳細は不明です。


 

 踏切を過ぎてすぐ橋が。「高家橋」。この辺が一番の谷底か。


 1969年12月竣工。ん? 桑畑橋の竣工よりも後??? たぶん架け替えられたのでしょうね。旧橋らしきモノは何も見つけられませんでした。


 この先は比較的広い道をカーブしながら登っていきます。


   
 途中、面白いモノを見つけました。農業用のモノレールです。その名も「ニッカリ・モノラック」。初めて見ましたわo(^▽^)o レールを少しだけ追っかけてみたけど怖いし失礼なのでヤメました。


 

 ・・・で、モノラックからまたしばらく進むと、旧国道?はここで現国道と合流します。実は、合流してまたすぐ右に進む道がたぶん旧国道とか思われます。


 洋野町中野地区。昭和30年に種市町に編入されるまで「中野村」だったところです。役場支所があり、郵便局もあります。JRの駅もあります。


 で、ここでさらにまた現国道に合流します。この後は旧国道と思われる道路は生活道路として利用され、現国道と合流・離合を繰り返します。ま、そのうち通ってみますかね。



 

 と、いうワケで久々に旧道らしい旧道の探索でありました。




 

 でわ、股にて(・ω・)/