現在、AEAJアロマブレンドデザイナー講座は
月曜クラスと木曜クラスが開講中です。
次回開催のお問い合わせもいただいておりますが、
そもそもアロマのブレンドって習う必要があるの?
習うならどこで学ぶのがいいの?
など疑問に思っていらっしゃる方もいるはずです。
本日は、
アロマブレンドデザイナーでは、どんなことが学べるの?
資格取得後、どのように活かせるのか?
大きなスクールと小さな教室どちらがよい?
といったことのほか、
わたしがクラスでお伝えしていることもネタバレにならない範囲でお伝えし、
講座ご検討中の方にご比較していただければと思います。
【アロマブレンドデザイナーでは、どんなことが学べるの?】
AEAJ(公益社団法人日本アロマ環境協会)のアロマブレンドデザイナーとは、
精油を組み合わせてブレンドすることで、
さまざまなシーンや目的に合ったオリジナルの香りを創作することができる能力を認定する資格です。
ブレンドの知識や技術をアロマテラピーを行う際に活用することや、
創作した香りを楽しみ、その魅力を伝えるのに適しています。
とされています。
(公社) 日本アロマ環境協会 | 検定・資格 | アロマブレンドデザイナー (aromakankyo.or.jp)
例えば、テレワークのときに焚きたい香り(様々なシーン)や
リラックスしたい、リフレッシュしたいといった目的にあった
精油の組み合わせ(ブレンド)を学んでいきます。
わたしは第一回目の際には、自己紹介していただくとともに、
ご受講のきっかけやこの講座で何を学ばれたいのかをお伺いしております
アロマ検定に合格され、これからどんどんアロマを活用していきたいという方は、
「精油を混ぜて良いのかわからない...」と変な香りになってしまうのをおそれていらっしゃいます。
アロマテラピーインストラクターの資格を取られてからアロマブレンドデザイナー講座を受けられる方もいらっしゃいますが、
「自分が使う香りがいつも同じになってしまい、精油選びの幅が広がるように」ということが多いです。
精油を混ぜていいのかわからないというは、
まだまだアロマを楽しんできた経験が浅いだけなので、
講座ではまずは、本に書いてある定番の組み合わせからお伝えしています。
精油選びの幅がせまくなってしまうのは、
アロマをこれまでたくさん使ってきたからこそ
風邪対策にはユーカリというように固定概念でかたまってしまったからですね。
わたしも常々知識をアップデートさせるとともに、
その先入観を壊しながら、新たな香りづくりを楽しんでいるひとりです
そういった方には、わたしの好きな意外性ある組み合わせも広くお伝えいたします。
いずれのタイプの方にも、
○○に▲▲を足すといい香りになるという知識的なことだけでなく、
その方の個性ある、新しいアロマの組み合わせを見つけるお手伝いをさせていただきます
【資格取得後、どのように活かせるのか?】
自身の生活の中でより様々な香りを楽しまれたり、
身近な方へのプレゼントにオリジナルの香りを製作されてプレゼントされる方が多いです。
お仕事にも活かしたいという方には、どう活かしたいのか、詳しくお話を伺っております。
例えば、アロマショップの店員さんの受講生の方は、
ご受講後、店頭でお客様にオススメされる精油の幅が広がってよかったとのことです。
安眠にいいアロマも色々とありますが、もし自分がラベンダーしか知らなければ
その香りが嫌いなお客様にはオススメできるものがなくなってしまいます。
もしくは、虫よけにいいアロマをというご要望があったけれども、
レモンハーブ調の香りが苦手との方には、どうしますか
アロマブレンドデザイナーを学んでいれば、
シトロネラやレモングラスといった精油に、
ゼラニウムやラベンダーといった少し華やかな香りや
ペパーミントのようなスッキリする香りも一緒に使っていただくこともお話できるはずです
精油の選択の幅が広がると、アドバイスの幅も広がるんですね
サロンなどでアロマトリートメントやフェイシャルをされていらっしゃる方が受講生の場合には、
精油の香りの化学成分にも言及し、
皮膚刺激や禁忌なども考慮しながらも、
使える精油の中で、香りよい組み合わせができるようアドバイスさせていただいております。
自分のオススメを離れて、
この方にはこの精油で癒されてほしいと受け手の方のための精油選びができるように、
ラベンダーはリラックス作用があるといった定型句だけではなく、
ラベンダーの種類、抽出部位が花のつぼみの状態であること、
産地(生きている環境)、歴史、ハーブでの活用、チャクラセラピーの観点等もお伝えします。
もしくは、資格取得後、アロマで香りをつくるということ自体をお仕事にすることです。
わたしもまだまだ模索中ではありますが、
今されているお仕事や人脈をいかして、
空間の香りや化粧品に、自分でブレンドしたアロマを用いる機会も今後さらに求められていくと思います。
ちなみに、今までわたしは
・写真展の香り(写真の内容・展示のコンセプトに合わせたもの)
・司法書士事務所の香り(ご高齢の方が安心してご相談できるもの)
・絵と詩の朗読と一緒に、五感で楽しむイベントの香り
・アクセサリー作家さんとのコラボレーション・ブレンド精油
などの香りをつくってきました。
【大きなスクールと小さな教室どちらがよい?】
アロマブレンドデザイナー講座を、
表参道にあるような大手のスクールで受講されるのか、
わたしが行っているような地方の小さな教室で受講されるのか、
人それぞれ求めているものが違うので一概にこうとは言い切れません。
これまでかかわってきた生徒さんたちからのお話を聞きますと、
大手のスクールでのメリットは
・スクールのブランド(表参道のNで学んでいるという価値)
・著名で経験豊富な講師により学べる(スクールによっては本を執筆されていらっしゃるような著名な先生から学べますね)
・受講生が多いため、アロマ仲間ができる(先生含め人脈)
といったことかなと感じます。
わたしは田舎のスクールでインストラクターまで学び、
その後東京のスクールでブレンドを学んだので、人脈の点は非常にうらやましかったですね。
小さなスクールのメリットは、
・少人数で、先生と距離が近くじっくり学べる(質問がしやすい)
・自分と合う先生から学べる(有名でなくとも素晴らしい講師の先生はいらっしゃいます)
・感染対策(今はコロナなので家の近くや車で人と接せずに安心していけるというのはメリットかと思います)
わたしはアロマブレンドデザイナー修了生向けの講座もしておりますが、
そこでの生徒さんより、
大手スクールで受講したが、人数が多いので質問もしづらくて、
パーッと終わってしまい、身についていないと感じる
とのお声を聞いたことがあります。
人によって性格(少人数のほうががいい)や価値観はことなりますので、
是非スクール選びの参考にしていただけたらと思います。
現在わたしは千葉県印西市にありますマミーアロマテラピースクール(アロマとハーブの店マミー)にて
アロマブレンドデザイナー講座を担当しております。
次回の開講は2月以降となるかと思います。
また募集がはじまりましたらブログの方でも告知させていただきます。
コロナ禍で外出しにくいご事情の方とも、
オンラインでもアロマブレンドデザイナー講座を行って参りました
遠隔地にお住まいで、アロマブレンドデザイナーを学べるところがない方はぜひご相談ください
今年もたくさんの方に、アロマの香りを楽しんでいただけますように
AEAJ認定アロマテラピーインストラクター
AEAJ認定アロマブレンドデザイナー
片見 真希