【心身の不調とアロマとハーブ】
風邪の時にいいアロマは

花粉症にいいハーブは

とご質問されることが多いですが、
アロマやハーブは「薬の代わり」ではありません。
薬は対症療法で、病気の原因の菌を殺す作用を持っていますが、
ストレスや生活習慣による病気はそういった「敵」がいるわけではない時があり、
薬をいくら飲んでも不調が治らなかったりします。
そういう時に、身体の免疫力・自律神経・ホルモンバランスを整える作用があるアロマやハーブを使うから、
不調を引き起こしているストレスを解消させるから、
身体が整い、不調が治るのです。
つまり、アロマやハーブが効くためには、自然治癒力の源の「身体を整える」ことが大切なんです



【インナーケアとアウターケアのどちらが大切?】
「身体を整える」といっても整え方にも
肌や髪へのケアであるアウターケアと
食事や睡眠、運動、ストレスケアなどのインナーケアがあります。
私が大学生の時は、身体の不調が出た時はアウターケアのせいだと思っていました。
例えば「肌荒れが治らないのは化粧水が良くないんだ」
「かゆみが出るのは、シャンプーが化学的に作られたものばかりで作られているからで、ノンパラベンなどの自然派シャンプーにすれば治る」と。
しかし、肌に良さそうに変えても多少しか変化がないんですよね。

アロマに出会い、自分でコスメを作るようになっても劇的な変化はありませでした。
私の場合は、先にアロマを勉強し、その後ハーブの勉強もしていったのですが、
日常的にハーブティーを飲むようになってから、抱えていた長年の身体の不調が治っていきました。
お茶を飲んでいただけなのに



元々健康オタクでしたが、ハーブを学んでいく中で、
色々と健康に良いと思っていたことが間違っていたことにも気づき、
(例えば、水を飲むのが身体によいと言われていたので、
毎日のようにコンビニで2リットルの水を買って飲んでいましたが、
その時期のお気に入りのおやつはプリングルス。
塩分=ナトリウムが水分を体内に引き止め、足にむくみが出て、
夕方になると痛みが出るほどでした。
笑)

自分が食べているもので身体が出来ていることを痛感しました。
睡眠は我慢できないのでよく寝ていましたが、笑
運動も高校以来ほとんどしていなかったので、
ヨガを始め、
昨年末からマラソンを始め、どんどん身体と心が整うのを実感しています。
10代の時よりも、20代の時よりも、
「今が一番身体がキレイ」を更新し続けていると自負しています。

経験上、「身体を整えたい」方にオススメするとすれば、
インナーケア8割
(食事、睡眠、運動、ストレスケア)
アウターケア2割
(スキンケア、ヘアケア)
で、ケアしていくのが良いと思います

いくらいい化粧品を使っても、それを吸収し、身体中の細胞に巡らせる「身体」ができていないと、
何の意味もなくなってしまいます



では具体的に、食事はどんなものをとったらよいのか、
ストレスケアには何をしたらよいのか、などは
またブログに続きを書こうと思います



本日もお読みいただきありがとうございました。
ハーバルセラピスト
アロマテラピーインストラクター 久保 真希