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オーガニック = 有機 = Bio(ビオ)


個人的には、気にし始めるときりがないかなぁと思い、


オーガニックにこだわりはないのですが、


飲んでいるハーブティーに有機JASマークがついていたり、


オーガニックエッセンシャルオイルにエコサートのマークがついていたり。


これはどういう基準なんだろう!?


100%安全っていうこと!?


と、疑問に思い、パソコン調べてみました。


世界各国各々に様々な基準があり、全ては網羅できませんが、調べたことだけまとめてみます。土下座



有機JASマーク




これは生産方法が、

・堆肥等による土作りを行い、

播種・植付け前2年以上及び栽培中に(多年生作物の場合は収穫前3年以上)、
原則として化学的肥料及び農薬は使用しないこと

・遺伝子組換え種苗は使用しないこと

を守られて作られている有機農産物につけられています。


出典:農林水産省HP

http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html  


私が飲んでいる生活の木のハーブティーにもこのマークがついていましたビックリマーク


単なる農薬不使用栽培ではなく、土づくりから化学肥料が不使用、


そして、遺伝子組換え種苗も不使用なんですね。ふむふむ。


生活の木のハーブティーにはこのほか、

フランスのECO CERT(エコサート・ジャパン )、

ドイツのBCS Öko

エジプトのECOA、

ドイツ・オーストリア等のLACON QUALITAT

などの有機農産物認証機関が認証したハーブを使用しているそうです。



次は、ハーブティーのほかにアロマやオーガニックコットンの認証もしているフランスのECO CERT





・完成品の95%は自然原料であること。(水含む)

・植物原料の50%(COSMEBIOは95%)はオーガニックであること。

・完成品の5%(COSMEBIOは10%)はオーガニック成分を含むこと。

・完成品の5%は化学原料でよい。

→保存料として認められるのは、安息香酸、蟻酸、プロピオン酸、サリチル酸、ソルビン酸、ベンジル酸。

  加工原料は0.5%までのパラベンならびにフェノキシエタノールで保存可。

・合成着色料、合成香料、合成油脂、油、シリコンおよび石油製品は使用しない。

・ポリエチレングリコール(PEG)とその誘導体の使用は不可。


・遺伝子組み換え原料の使用は不可。

・化学香料は不可。


・完成品の動物実験は不可。


・原料や製品のために放射線照射は行わない。


エコサートにはCOSMEECOというラベルと、さらに厳格なCOSMEBIOというラベルがあるそうです。


どちらにも共通するのは、「完成品の5%は化学原料でよい」ということ!!


なお、日本オーガニックコスメ協会によると、


使用が認められている安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸、ベンジル酸、パラベン、フェノキシエタノールは石油原料の合成成分であり、


安息香酸、サリチル酸、ソルビン酸は、旧厚生省が定めたアレルギー性のある成分として認めた「102の表示指定成分」に入っているそうです。


ちなみに、ドイツの自然化粧品の基準であるBDIHも同様に上記の成分の使用が認められています。





出典元:http://joca.jp/attestation/index.htm#eco  




また、自然化粧品BDIHよりも厳しい基準を作るため、


ロゴナやヴェレダなどの会社により設立された非営利団体は、


オーガニックコスメ認証機関「ネイトゥルー(NaTrue)」をご紹介します。




ネイトゥルーの認証は、星星の数でオーガニックレベルを審査されていてわかりやすいですビックリマーク


★1つだと、オーガニック栽培70%未満。

  これは自然派化粧品として認証を受けます。


★★2つだと、オーガニック栽培70%以上95%未満。

  これはオーガニック原料を含む自然化粧品として認証を受けます。


★★★3つだと、オーガニック栽培95%以上。

  ここでようやく、オーガニック化粧品として認証を受けられます。


しかーし、このオーガニック栽培とはどのようなことを指すのでしょうか!?


よくわかりません...しょぼん



また、成分については、


すべての原料(水を除く)は次のどれかに該当し、そのほかの物質は排除される。

  1. 天然
  2. ネイチャーアイデンティカル (鉱石やクレイなど)
  3. 天然に近い素材

とされていますが、天然に近い素材には、何が含まれるのでしょうか!?


日本オーガニックコスメ協会によると、合成保存料や合成界面活性も認められているようです。


BDIHよりも厳しい基準を作ったとはいえ、一定の化学成分は必要なようですねあせる



このネイトゥールと違って、100%天然成分であるのは、オーストラリアのACOです。




原料の95%がオーガニック農産物。

残りの5%も農作物でない天然素材またはオーガニックでない天然素材のものとされています。

農作物はすべて遺伝子組み換えでない物。


化学成分は一切使われていないですビックリマーク


オーストラリアのmiessenceは、このACOマークがついてますよね!?


http://www.miessence.com/shop/ja/


なるほど...高いと思った...(笑)



ACOの天然成分100%を上回る基準は...(もはや記事の趣旨とずれてきたようですが、おまけですあせる


イタリアのSoCertです。




100%植物原料とされています。


ただ、主原料に有機栽培認証原料を使うこと(水を含め20%以上)とされているのみで、


オーガニック度は高くないようです。


出典:国際オーガニックセラピー協会

http://www.organictherapy.org/



これまでの話をまとめますと、100%オーガニックはなさそうビックリマークと思いました。


それに限りなく近いのはオーストラリアのACOでした。



身近によくみるエコサートには化学原料も認められていますし、


それぞれの認証基準・機関が認める天然系農薬、肥料、土壌改良剤は使わているようなので、


オーガニック認定機関の認証マークがついているものでも、「安全性が高い」というにとどまるのかなと思いました。


とはいえ、なるべく安全なものを食べ、使いたいと思います。


もっと身近にビオスーパーなどがあるといいんですがニコニコ




※ 各マークの権利は各認証機関に、一部文章の著作権等は出典にあげさせていただいたサイト様に存します。土下座



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