★テーマ
The Action for Making the future Java
●スピーカー
日本オラクル株式会社
寺田 佳央 氏
●JavaのAction
Javaが発表されてから17年
発表前からなら20年以上ある
●Javaが出て来たときはすごいワクワク感があった
○デュークがブラウザで動いているアニメーションが公開され、衝撃を与えた
・その当時ブラウザで滑らかなアニメーションが出来ること自体すごいことだった
・それを見て色んな企業や人が今後Javaを伸ばして行こうと思った
・今のJavaにはそこまでのワクワク感を感じづらくなった
○それでもJavaにはワクワク感がある
・一つのプログラミング言語を覚えればWebでも組み込みでも何でも作れるのはJavaだけ
・生まれて17年経っているので、生まれたての子供を見るようなワクワク感はないが、それでも別のワクワク感がある
今でも世界で最もダウンロードされて、利用されている
●Javaの生い立ち、Javaの歴史
○Javaの由来は色々な説がある
・Javaの10年という本(現在絶版)にその一説が載っている
┗Javaが生まれる前、どうやって生まれたのかが載っている
┗awkという言語だったが、商標登録の関係で使えなくなり変わったという説は有名
●進化し続けるJava
○今はOracleの物になったが、それでもJavaは進歩し続けている
・Sunの最後の方よりいい進歩をしていると思う
・TIOBEの好きなプログラミング言語で、今年2月に1位に返り咲いた
┗http://www.tiobe.com/index.php/content/paperinfo/tpci/index.html
○JavaSE6からJavaSE7に変えるだけでかなりパフォーマンスが上がる
・要因の一つとして、NIO.2の適用がある
・NIO.2の適用の利点
┗ファイルシステム用のAPIを提供
┗ファイルツリーによる走査が可
┗ファイル操作用API(コピー、削除、移動等)
┗シンボリックリンクをサポート
┗etc...
パフォーマンスが大幅に改善される
○JavaSE7へ移行するメリット
・パフォーマンスの向上
・開発生産性の大幅改善
・ファイル操作の容易性の向上
・冗長な実装コードの削減
○Java FX
・Javaでリッチクライアントを作るための技術
┗自分のプログラムの中でブラウザの機能を組み込みたいと思った時に簡単に作れる
┗Webkitとかも入っている
┗JavaFX samplesで検索するといっぱいサンプルが出てくる
┗2年前のJavaOneで、JavaFXで一つのソースでiOS、Androidのどちらでも動かすことに成功した事例を紹介している
近い将来にJavaFXのAndroid、iOS用のプラットフォームをオープンソースで提供する
○JavaEE 6
・J2EEと言われていた時代を知っている人には重いと思われていることが多い
┗今はその考えは間違っていて、非常に扱いやすくてパフォーマンスのいいフレームワークになっている
┗世界ではJava5の時代から標準のJavaEEに移っているが、日本ではまだまだ取り入れられてない
┗オールインワン、計量
┗.NETでずっとやっていた人が、JavaEE6を導入してJavaで開発をして非常に使いやすいと言っている人もいる
●2013年 Javaにとって重要な年
○来月、Java SE6のサポート終了
○2013年春、Java EE7のリリース
○2013年秋 JavaSE8のリリース
・Lamda式の追加
・JavaFX8の統合
・Nashornの統合
┗JavaSE7の実行環境で、Java以外の言語を実行する仕組みがSE7で入った(JRubyなど)
┗Nashornでは、JavaのVM上でJavaScriptが動く
┗今既にお試し版を利用可能
○Participation
・Javaの開発がオープンになっている
┗GlassFishの開発もオープンでやっている
┗Sunの頃に比べてもオープン
┗メーリスもオープン、会話もオープン
┗開発に参加したいと思えば参加出来る
○Java開発当時
・アメリカのジェームス・ゴスリン等が、日本に来て組み込みにどのようなものが必要かなどよく調査した
┗実際にどういった物が必要とされているかを知るため
○ブラジルやイギリスをJavaで非常に重視している
・Javaに対してどんどん「こうした方がいい」という意見を言ってくれる人達がいるから
・日本の大学生がLamdaの開発にメールで意見した事例もある
○JJUGに参加してみるといい
・JJUG CCC 5/11(土)開催
┗登壇社某集中
○Java Developer Newsletter
●Oracleからのアナウンス
○5/14 Javaイベント開催決定
・東京近郊(秋葉原?)の予定
┗ミニJava Oneみたいなことをやりたい
┗海外からもエンジニアを呼んで、1日Javaの勉強会をやる
●感想
Javaエンジニアとしては非常にモチベーションの上がるセッションだった。
Javaでのワクワク感というのが話からしっかりと伝わってきて、これだけでJavaで仕事をすることに楽しさを感じられる。
Java EEやFXについては、今後少しずつ勉強していこうと思っている。
特にJava EEはアメリカの方では主流のようなので、今後海外も視野に入れてやっていく上でも「全く分からない」という状態は脱しておきたい。
去年も同じスピーカーの方のセッションに参加したが、また他のイベントでも話を聴きに行ってみたい。
The Action for Making the future Java
●スピーカー
日本オラクル株式会社
寺田 佳央 氏
●JavaのAction
Javaが発表されてから17年
発表前からなら20年以上ある
●Javaが出て来たときはすごいワクワク感があった
○デュークがブラウザで動いているアニメーションが公開され、衝撃を与えた
・その当時ブラウザで滑らかなアニメーションが出来ること自体すごいことだった
・それを見て色んな企業や人が今後Javaを伸ばして行こうと思った
・今のJavaにはそこまでのワクワク感を感じづらくなった
○それでもJavaにはワクワク感がある
・一つのプログラミング言語を覚えればWebでも組み込みでも何でも作れるのはJavaだけ
・生まれて17年経っているので、生まれたての子供を見るようなワクワク感はないが、それでも別のワクワク感がある
今でも世界で最もダウンロードされて、利用されている
●Javaの生い立ち、Javaの歴史
○Javaの由来は色々な説がある
・Javaの10年という本(現在絶版)にその一説が載っている
┗Javaが生まれる前、どうやって生まれたのかが載っている
┗awkという言語だったが、商標登録の関係で使えなくなり変わったという説は有名
●進化し続けるJava
○今はOracleの物になったが、それでもJavaは進歩し続けている
・Sunの最後の方よりいい進歩をしていると思う
・TIOBEの好きなプログラミング言語で、今年2月に1位に返り咲いた
┗http://www.tiobe.com/index.php/content/paperinfo/tpci/index.html
○JavaSE6からJavaSE7に変えるだけでかなりパフォーマンスが上がる
・要因の一つとして、NIO.2の適用がある
・NIO.2の適用の利点
┗ファイルシステム用のAPIを提供
┗ファイルツリーによる走査が可
┗ファイル操作用API(コピー、削除、移動等)
┗シンボリックリンクをサポート
┗etc...
パフォーマンスが大幅に改善される
○JavaSE7へ移行するメリット
・パフォーマンスの向上
・開発生産性の大幅改善
・ファイル操作の容易性の向上
・冗長な実装コードの削減
○Java FX
・Javaでリッチクライアントを作るための技術
┗自分のプログラムの中でブラウザの機能を組み込みたいと思った時に簡単に作れる
┗Webkitとかも入っている
┗JavaFX samplesで検索するといっぱいサンプルが出てくる
┗2年前のJavaOneで、JavaFXで一つのソースでiOS、Androidのどちらでも動かすことに成功した事例を紹介している
近い将来にJavaFXのAndroid、iOS用のプラットフォームをオープンソースで提供する
○JavaEE 6
・J2EEと言われていた時代を知っている人には重いと思われていることが多い
┗今はその考えは間違っていて、非常に扱いやすくてパフォーマンスのいいフレームワークになっている
┗世界ではJava5の時代から標準のJavaEEに移っているが、日本ではまだまだ取り入れられてない
┗オールインワン、計量
┗.NETでずっとやっていた人が、JavaEE6を導入してJavaで開発をして非常に使いやすいと言っている人もいる
●2013年 Javaにとって重要な年
○来月、Java SE6のサポート終了
○2013年春、Java EE7のリリース
○2013年秋 JavaSE8のリリース
・Lamda式の追加
・JavaFX8の統合
・Nashornの統合
┗JavaSE7の実行環境で、Java以外の言語を実行する仕組みがSE7で入った(JRubyなど)
┗Nashornでは、JavaのVM上でJavaScriptが動く
┗今既にお試し版を利用可能
○Participation
・Javaの開発がオープンになっている
┗GlassFishの開発もオープンでやっている
┗Sunの頃に比べてもオープン
┗メーリスもオープン、会話もオープン
┗開発に参加したいと思えば参加出来る
○Java開発当時
・アメリカのジェームス・ゴスリン等が、日本に来て組み込みにどのようなものが必要かなどよく調査した
┗実際にどういった物が必要とされているかを知るため
○ブラジルやイギリスをJavaで非常に重視している
・Javaに対してどんどん「こうした方がいい」という意見を言ってくれる人達がいるから
・日本の大学生がLamdaの開発にメールで意見した事例もある
○JJUGに参加してみるといい
・JJUG CCC 5/11(土)開催
┗登壇社某集中
○Java Developer Newsletter
●Oracleからのアナウンス
○5/14 Javaイベント開催決定
・東京近郊(秋葉原?)の予定
┗ミニJava Oneみたいなことをやりたい
┗海外からもエンジニアを呼んで、1日Javaの勉強会をやる
●感想
Javaエンジニアとしては非常にモチベーションの上がるセッションだった。
Javaでのワクワク感というのが話からしっかりと伝わってきて、これだけでJavaで仕事をすることに楽しさを感じられる。
Java EEやFXについては、今後少しずつ勉強していこうと思っている。
特にJava EEはアメリカの方では主流のようなので、今後海外も視野に入れてやっていく上でも「全く分からない」という状態は脱しておきたい。
去年も同じスピーカーの方のセッションに参加したが、また他のイベントでも話を聴きに行ってみたい。