さらにナイター練習もやって頂けました。火曜日はピッチング、水曜日と木曜日は自主練ナイターでしたが全員参加でした。もちろん73はチームで一番下手くそでしたからその他の日も自主練していましたが、やりたくないと言うことは記憶に無いです。頑張りは親も認める所ですが実力はチームで最下位は分かっていました。それでもいつか花咲くと信じて練習はさぼることなくやっていました。
いよいよ夏の全国も終わり、ピッチャーを諦めて野手一本で練習しようと伝えるも六年の三月までやらせて欲しいと訴えられました。最後まで諦めたく無いと言われました。翌日、車の中でウルウルしながら嬉しかった事を覚えています。そんな時にまた新たなピッチングコーチに出会い、それまでとは違う進歩にかすかな期待が生まれていました。
しかしまたここで困難な高い壁の前に立たされました。