先日、いつものように学校の勉強部屋に向かっている時、
大学病院のある教授と会った時のこと。
この教授の診療科を、夏前に一ヶ月実習で回っていたこともあって、
一応顔を憶えてもらっているようで、研修はどこになったかね、と聞かれたので、
福岡の●▲■病院です、と答えたら、
胸をこつかれる感じで、この裏切り者め、と言われた。
誤解や過激な拡大解釈のないように先に言っておくと、
“裏切り者”って言葉自体は、その教授としては軽口のつもりだろうし、
その時の雰囲気としても、別に悪意に満ちたものでは全然なかったんだけど。
「(笑)」 がつくぐらいの感じっていうか。
でも。でもね。
一言、頑張れっていう言葉を言えないもんなんだろうか。
他に個人的にお世話になった大学の若手~中堅の先生方に話した時は、
うちの大学に残らないのは残念だってことは言うけど、
それでも、そこでしっかり頑張れよ、って言ってくれるよ?
まだ歴史の浅い現行の臨床研修制度になって、
田舎の大学病院としてはなかなか初期研修の希望が少なくて、
出来るだけ多くの学生に母校に残って欲しいってことは、
この教授だけでなく、大学の上の方の立場の先生方が常々訴えている。
それは十分に解る。
僕だって、大学病院の研修がしょぼいと思って外に出るわけじゃないし、
この大学でやってくことも考えて本当に迷った。
卒業後一度母校を離れることになって、少なからず心苦しい気持ちもある。
何より、僕自身もこの大学が好きだ。
上にも下にも自分なりに豊かな人間関係を築かせてもらった。
これは他に代え難いものだと思ってる。
実際、初期研修の2年間が終わった後に母校に戻ってくることも、可能性としてはゼロじゃない。
先でどうなるかはもちろん分からないけど、今はそんな希望も持ってる。
僕だけじゃなくて、そういう風に考えてる学生って結構いると思うんだけど。
そういう学生の気持ち、分からないのかなー。
結局さ、母校に残れ残れって言うのは、学生のことを思って言ってるんじゃなくて、
自分の大学に人を多く残したいっていう、
そういう病院側の都合っていうか、こんだけ残ったっていう数字っていうか、
そういうののために言ってるだけじゃん!って、哀しいけど、そう思ってしまう。
今回のこのエピソードだけじゃなくて、前々からこの教授の話は実際そんな感じだった。
外でいい研修なんて出来るわけない、なんて、何を根拠に言ってるんだろう。
自分で選んだ所、縁があった所で、2年間一生懸命頑張って来なさい、
そして2年後、出来たら母校に戻って来なさい、
そう言って3年目以降のことをちゃんと考えさせる方が、
学生にとっても、そして結局大学病院にとっても、いいと思うんだけどな。
そういう視点に、未だに気付かないのかなー?
なんだかねー。
ん!
なんか愚痴ってしまったけど、別にうだうだしてないよ!ぱっぱらぱ~
はい気分転換のブログ更新終わり!
勉強再開っ!!
唐揚げ食いてー
まさみタンの来年のカレンダーほしー
野球してー