ある男が神様に会った
日頃から気になっていたことを男は尋ねた。。
「神様、本当に天国はあるのですか?
地獄なんて存在するのですか?」
神様は微笑んだ ![]()
「こちらについて来るがよい。
地獄を見せよう」
最初に入った部屋が「地獄」だった
人間たちが料理の入った大きな鍋を囲ん
で座っていた
それはそれは おいしそうな料理だった
でも、全員がひどくおなかをすかせていた。。
なにやら生きる希望もすっかり失ってい
るように見える
みな、箸を鍋に入れては
料理を口に運ぼうとするのだが
箸が長すぎて、料理は口に届かない
空腹で、目の前にはおいしそうな料理
しかし空腹を満たすことはできない
その苦しみたるや
まさに筆舌に尽くしたがたいものだった・・・
男は暗然たる気持ちで部屋を出た。
「さて、今度は天国をみるがよい」
次の部屋が「天国」だった
だが、部屋の様子は「地獄」となにも変
わらない
人間たちが料理の入った大きな鍋を囲ん
で座っていた
長い箸も変わらずにあった
違うのは、そこにいる人間たちが
満ち足りていること
お腹が充分に満たされている
だけでなく
人々の顔は喜びに満ち溢れ
その姿は幸せに光り輝いていたのだ・・・
男は神様に尋(き)いた
おなじ鍋、同じ箸なのに、
なぜここにいる人たちはこんなに幸せで
さっきの人たちはあんなに惨めなのでし
ょう?
与えられた環境や条件はまったくおなじ
だというのに・・・
神様は微笑んだ ![]()
「とても簡単なことだ」
ここにいる者たちは
互いに食べさせあうことを
学んだのだ
それだけの違いなのだよ ![]()
![]()
。。。
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自分が持たされたもの
・箸=(技術や能力)を、自分のためだけ
に使おうとすると、
いずれその幸せには限界
が訪れるのかも知れませんね。。
自分が持たされたものを、
人々と分かち合うということ![]()
すべての人々と共に、自分も
助けられているのだということ![]()
その中にこそ、
いつまでも限界を迎えることのない
大きな幸せと喜びが溢れている
のかもしれません![]()
。。
私も、またひとつ歳を重ねて
皆さんと、分かち合えることが
ひとつでも、増えるようにと
思っています![]()
そして、皆さんと一緒に
素敵な歳を重ねてゆきたいと
願っています![]()
どうぞ、これからも よろしくお願いします![]()
心と身体は繋がっています![]()
いいね!やコメント 大変嬉しいです![]()
今日が皆様にとって
素晴らしい日でありますように![]()
