ソフィテル東京(旧法華倶楽部東京・ホテルCOSIMA) | あれやこれやの近代建築・令和

あれやこれやの近代建築・令和

どんどんと消えてゆく戦前に建てられた建物(近代建築)を中心にその建物の設計者、施工者などのデータを書き残すためこのブログを始めました。

イメージ 1
                             ソフィテル東京(台東区池之端二丁目1-48)
        竣工:平成6年6月   設計:菊竹清訓建築設計事務所    施工:大林組
        開業わずか12年で解体されました。
 
        このホテルは法華倶楽部の「ホテルCOSIMA」として建設されました。
        しかし83室しかないために経営的に厳しかったのかわずか開業6年(平成12年)で譲渡され
        ソフィテル東京として営業されましたがそれも6年で営業を停止し新しい建物にされるべく
        解体されました。
 
        法華倶楽部は法華経の熱心な信者であった小島愛之助氏が信徒の宿泊施設として大正9年に          京都駅前に7室の旅館を始めたのが最初だそうです。
                                                                             現在も京都タワーの隣に法華倶楽部京都というビルがあります。