こんにちは。4年の小峰佳奈です。
6月17日、今日の東京は、朝から容赦ない陽射しです。
気温はまさかの35度。冗談のような本当の数字に、笑うしかありません。
昨年の今ごろの写真フォルダを見返すと、私はまだ長袖を着ていました。あの涼やかな6月はいったいどこへ行ってしまったのでしょう。地球、大丈夫かな。

さて、先週はお休みをいただいていたので、今日は2週間ぶりのゼミでした。
この2週間のあいだに、高校時代からの友人と長野へ小旅行に出かけました。
目的地は、善光寺と長野県立美術館。
『鈴木敏夫とジブリ展』を観て、宿ではゆっくりとお風呂に浸かり、早めに布団に入る。慌ただしさとは無縁の、静かで満ち足りた旅でした。

なかでもテンションが上がったのは、善光寺のご朱印帳。
ジブリとのコラボで、なんと「湯婆婆」がデザインされていたのです。
そこまで熱狂的なジブリファンというわけではない私も、思わず手に取ってしまいました。これで御朱印帳は5冊目。今使っている4冊目が終わったら、湯婆婆の御朱印帳で社会人としての第一歩を刻もうと思います。

今日のstarter(ゼミ冒頭の自己紹介タイム)は私の担当でした。
テーマは「行ってみたい場所・やってみたいこと」。
…正直あまり思いつかなくて(笑)。
というのも、わたし、思い立ったらすぐ旅に出てしまうタイプなのです。

8月は大島へ、9月はゼミ合宿で箱根へ、彼とは北海道へ、冬には沖縄へ2泊3日。
行きたいなあと思った場所には、もう行く計画を立ててしまっているという…。
でも強いて言うなら、バンジージャンプしてみたいです!
絶叫系が大好きなので、たぶん飛び終わったあと笑ってるタイプだと思います。

本日のメインテーマは『自己語りの社会学』という本の各章について、担当者が要点を共有するというものでした。
私が担当したのは第8章。タイトルは「私利私欲を手放し、匿名の自己を生きる」。
薬物依存と回復、12ステップ・グループの語りの仕組みをめぐる、非常に重くて複雑なテーマでした。

この章を読み解くのは、正直、簡単ではありませんでした。
何度も何度も読み返し、分からないところはChatGPTと対話して、少しずつ言葉にしていきました。
それでも、「ちゃんと理解できた!」と胸を張るには、まだ少し距離があるような気もしています。
でも、その「分からなさ」や「迷い」を抱えながら読み進めることが、このテーマにふさわしい姿勢なのかもしれません。

来週は、ゲスト講師に金子奨先生をお迎えして、ライフヒストリーの授業です。
金子先生とお会いするのもこれで3回目。
どんな語りが聞けるのか、今からとても楽しみです。